2009年9月19?29日、重慶市公安局が今年6月から3か月にわたって行っている暴力団撲滅キャンペーンの成果報(bào)告が同局內(nèi)で掲示されている。19暴力団から幹部ら2000人以上の逮捕者を出したこの一大キャンペーンだが、同市公安局の身內(nèi)からも逮捕者が出たことで話題となっている。雲(yún)南信息報(bào)の27日付の報(bào)道。

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その世界では「謝(シエ)姐さん」と呼ばれていた謝才萍(シエ?ツァイピン)は、このほど逮捕された暴力団幹部クラスとしては唯一の女性。2000年から08年にかけて重慶市內(nèi)の各所で30近くもの地下カジノを経営、數(shù)千萬(wàn)元(約數(shù)億?10億円超)を稼ぎ出していた。

その悪行が暴かれだしたのは05年11月。市內(nèi)のカフェレストランで巨大な地下カジノを経営していたところを摘発され、200人にのぼる公安職員が一斉に関係者100人あまりを逮捕、賭博資金35萬(wàn)元(約460萬(wàn)円)を押収した。謝は08年にも、店內(nèi)を內(nèi)偵していた警察官を郊外の工事現(xiàn)場(chǎng)へ拉致し、6時(shí)間にもわたる暴行を加えていたことが発覚している。

謝がここまで我が物顔に勢(shì)力を広めた背景には、義兄が同市司法局の局長(zhǎng)であったことが関係しているという。文強(qiáng)(ウェン?チアン)元局長(zhǎng)のはからいで當(dāng)初は市稅務(wù)局に勤務(wù)していた謝だが、2000年に退職した後は、鉄壁の後ろ盾に守られて闇カジノ経営者としてその勢(shì)力をのさばらせていたわけである。文元局長(zhǎng)は同市公安局內(nèi)の幹部クラスに4人の“右腕”を抱え、市內(nèi)6大暴力団の庇護(hù)を行っていた。その文元局長(zhǎng)も26日付で逮捕されている。

そして市當(dāng)局は今月21日、賭博罪などの罪狀でついに謝の起訴に踏み切った。現(xiàn)在、公安局內(nèi)に張り出されている報(bào)告によると、謝は若い男性16人を愛人として囲い、放蕩の限りをつくしていたということから、ことさら大きな話題となっている。(翻訳?編集/愛玉)