2009年9月28日、今年4月に中國で公開され、日本でも來年公開が予定されている南京大虐殺をテーマとした中國映畫「南京！南京！」が、スペインで26日（現(xiàn)地時間）に開催された第57回サンセバスチャン國際映畫祭で最高賞のゴールデン?シェル賞を受賞し、陸川（ルー?チュアン）監(jiān)督がその喜びを語った。新京報が伝えた。

【その他の寫真】

授賞式の舞臺で、陸監(jiān)督は「このような結(jié)果になるとは思いもよらなかった。大學の4年間を南京市で過ごした際に、何回も南京大虐殺記念館に足を運んだ。いつかはこの事件を映畫に撮りたいというのが當時の夢だった」と語り、私生活での戀人で、同作品でヒロインを演じた秦嵐（チン?ラン）とともに喜びを表した。

さらに陸監(jiān)督は「アジア以外ではほとんどの人が南京大虐殺について知らない。戦爭を顧みる気持ちがなければ、誰もが（映畫の中の日本人主人公）角川のように『戦爭ロボット』の一部になってしまうだろう。戦爭を顧みるのは一民族のことではなく、全人類に関係することである」と語り、映畫の公開地區(qū)のさらなる拡大に期待を示した。

同作の受賞理由について、サンセバスチャン國際映畫祭の選考委員は「かつての日中戦爭映畫のように一方だけの視點で描かれておらず、（日本人と中國人両側(cè)からという）斬新な視點によって廃墟の中の人々の殘酷な現(xiàn)実をショッキングに表現(xiàn)している。戦爭中における生きることに対する渇望と両民族が直面した苦悩の瞬間が切実に感じられる」と評価している。（翻訳?編集/HA）