2009年9月28日、中國在住の英國人ジャーナリスト、ルパート?フーゲワーフ（中國名：胡潤）氏が毎年発表している「中國富豪ランキング」2009年版で、このところ勢(shì)いに乗る中國の二次電池?自動(dòng)車メーカー、比亜迪（BYD）の王伝福総裁が初めて、首位になったことが分かった。資産総額は350億元（約4610億円）で、順位は08年の103位から急浮上した。2位は古紙リサイクル業(yè)から製紙関連企業(yè)を立ち上げ、一代で財(cái)を成した女性実業(yè)家、張茵氏の一家で、資産総額は330億元だった。中國経済網(wǎng)が伝えた。

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王氏は1995年にBYDを設(shè)立。充電用バッテリー製造や攜帯電話事業(yè)を経て、03年に自動(dòng)車分野に進(jìn)出し、02年には香港株式市場(chǎng)のメーンボードに上場(chǎng)した。

中國の自動(dòng)車ブームとエコ社會(huì)化の流れを受け、BYDは大きく業(yè)績を伸ばした。08年9月には米著名投資家のウォーレン?バフェット氏が傘下の投資會(huì)社を通じて出資を表明すると、BYDの株価も急騰し、一躍注目を集めた。

景気対策として中國政府が進(jìn)める自動(dòng)車販売拡大策の追い風(fēng)もあり、BYDが発表した09年6月中間期決算の內(nèi)容は、売上高が30．2％増の161億3249萬元（約2202億円）、純利益は前年同期比97．7％増の11億7780萬元（約160億円）と目を見張るものだった。自動(dòng)車は當(dāng)初、低価格ブランドのイメージが強(qiáng)かったが、このところ次々とミドルアッパークラスの車種を発売しており、外資と提攜しない自主ブランド車メーカーとしては奇瑞汽車に次ぐ國內(nèi)2位につけている。（翻訳?編集/東亜通信）