2009年9月29日、新華網(wǎng)によると、メキシコ紙?エルユニバーサル（El Universal）は26日、「中國(guó)の革命はまだ成功していない」と題した記事を掲載し、毛沢東が中國(guó)成立を宣言して60年経った現(xiàn)在、経済は目覚しい発展を遂げたものの、貧富の著しい格差が生じるなど、國(guó)民の間には大きな不満が渦巻いており、社會(huì)的には安定していないと指摘した。

【その他の寫(xiě)真】

記事によると、中國(guó)経済の飛躍は、1978年12月、當(dāng)時(shí)の事実上の最高指導(dǎo)者?トウ小平らが「三中全會(huì)」（中國(guó)共産黨第十一期中央委員會(huì)第三回全體會(huì)議）で、文革路線から改革開(kāi)放路線への歴史的な政策転換を図ったところから始まった。これにより貧困からの脫出を目指したが、當(dāng)時(shí)の政策の前提條件として、まず一部の人が先に豊になる「先富論」を掲げていた。

しかし30年経過(guò)した現(xiàn)在、豊かになった人々はいるものの、貧困にあえぐ人々が依然として多く存在している。農(nóng)村地區(qū)と都市部の生活條件には著しい格差が生じており、社會(huì)的な不公平は中國(guó)各地至る所で見(jiàn)られ、國(guó)民の間には不満が渦巻いている。

こうした狀況に対し、中國(guó)政府は醫(yī)療や教育分野などでの改革を約束し、巨額を投じて経済的に不公平な狀況を改善していく方針を打ち出している。記事では「こうした政策によりより多くの分野で経済的なバランスを保ち、社會(huì)の不満を解消していくため」と指摘している。

記事は最後に「60年前、毛沢東の指導(dǎo)の下、新中國(guó)建國(guó)のために多くの人が血を流した。60年後の今日、腐敗や汚職が至る所で見(jiàn)られ、富の分配に関する約束が実行されない中國(guó)社會(huì)は依然として緊張狀態(tài)にある。こうした狀況が、安定しているかのように見(jiàn)える社會(huì)を常に脅かしている」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/HA）