2009年10月1日、中國(guó)建國(guó)60周年を祝う國(guó)慶節(jié)の一連の祝賀式典が北京で行われ、壯大な軍事パレードなどが観客を魅了したが、大多數(shù)の北京市民はテレビやパソコンでの観賞となった。

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香港紙?明報(bào)によると、同日の北京市內(nèi)では「治安かく亂の要因は徹底排除する」との方針で、治安要員計(jì)140萬(wàn)人あまりを配置。公共の場(chǎng)所で市民が集合することは禁止され、行事を見(jiàn)ようと道路脇などに20人以上が集まると、ただちに解散させられたという。

シンガポール紙?聨合早報(bào)によると、晴れの國(guó)慶節(jié)をじかに感じたいと、遠(yuǎn)く四川省や広東省から北京を訪れた人々もいたが、水も漏らさぬ厳戒態(tài)勢(shì)に加え、バスや地下鉄などが止まり、道路交通も規(guī)制されているため、天安門(mén)に近づくことは不可能だった。

天安門(mén)付近で式典を直接観覧できたのは約2萬(wàn)人で、中國(guó)革命の功労者の子孫、退役軍人、労働模範(fàn)者、経済?文化人代表、外國(guó)政府の代表ら招待客だけだった。

市民の大多數(shù)は午前10時(shí)からテレビやパソコンの畫(huà)面で、胡錦濤國(guó)家主席による閲兵式の実況放送を見(jiàn)守った。32歳のIT技術(shù)者は「周りの人も皆テレビを見(jiàn)ていた。私も閲兵式の勇ましい様子と新兵器が見(jiàn)たかった。式典を観覧できるのは選ばれた人々だけ。普通の人は行かれない」と話している。

北京市朝陽(yáng)區(qū)のショッピングセンター付近では、市民が道路脇に立ち止まり、建物外壁のスクリーンに映された式典の様子を見(jiàn)守った。工場(chǎng)勤務(wù)の42歳の男性は「誇らしいことは誇らしいが、給料は増えないな。まあ、賑やかにやってるんだから、見(jiàn)ようじゃないか」などと語(yǔ)った。（編集/東亜通信）