2009年10月4日、建國60周年を祝う10月1日の國慶節(jié)の祝賀式典で、中國中央テレビ局（CCTV）が行った現(xiàn)場中継放送に対し、「網(wǎng)民」と呼ばれるネットユーザーから電子掲示板などで、軍事パレードの勇壯ぶりよりも政治家の顔ばかり映している、などと猛烈な非難が起きている。毒舌派の「網(wǎng)民」は「設(shè)備一流、解説二流、撮影三流、中継は論外」などとこき下ろした。臺灣紙?中國時報（電子版）などが伝えた。

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「網(wǎng)民」らの怒りの対象は、CCTVが軍事パレード（大閲兵）の際、天安門の樓閣上に並んだ國家指導(dǎo)者のアップがしつこく登場したこと。特に行進する隊伍が、観閲臺の天安門前を敬禮しつつ通り過ぎるクライマックスの場面で、しばしば政治家らのアップ畫面に切り替わってしまったことに非難が集まっている?！妇W(wǎng)民」の1人は「指導(dǎo)者の顔を1人ずつ十秒も映していた。國家の指導(dǎo)者と民衆(zhòng)との距離が拡大する結(jié)果になった」と述べた。

別の「網(wǎng)民」は、「敬禮の際は兵士のアップを撮るべきなのに、畫面はどこかに変わってしまう。兵士が過去數(shù)カ月間に流した汗水は、撮影者の指先1つで無駄になってしまった」などと書いている。兵士の顔のアップ畫面が多かったことも批判されており、さらに別の「網(wǎng)民」は「大閲兵で見たかったのは局部でなく全體。見たかったのは勇壯さであって、ハンサムボーイではない」と記した。

シンガポール紙?聨合早報によると、胡錦濤國家主席が車上から兵士を検閲した際のテレビ中継畫面で、ビルに設(shè)置された日本の大手電機メーカーの広告板が映っていたことも、「網(wǎng)民」の不満の的になっている?！妇W(wǎng)民」の1人は「中國史上、最もウザイ広告」と書いている。（翻訳?編集/東亜通信）