2025年までに世界の70%が砂漠化の危機!積極的防止策を呼びかけ―國連會議

Record China    2009年10月8日(木) 16時44分

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6日、國連砂漠化対処條約の第9回締結國會議で、ニャカジャ事務局長は「各國が積極的な砂漠化防止対策を採らなければ、2025年までに地球上の約70%が干上がってしまう」と警告した。寫真は砂漠化が進むチベット自治區(qū)ヤル?ツァンポ川の中流域。

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2009年10月6日、アルゼンチンで開催されている國連砂漠化対処條約(UNCCD)の第9回締約國會議(COP9)で、ルック?ニャカジャ事務局長は「各國がこのまま積極的な砂漠化防止対策を採らなければ、2025年までに地球上の約70%の土地が干上がってしまう」と警告した。臺灣紙?今日新聞の報道を中國新聞社が伝えた。

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記事によると、人類の過度な開墾などによって多くの土地が砂漠化の危機にさらされている。特に近年の異常気象の影響によって世界各地で干ばつ被害が増え、砂漠化の狀況はますます悪化しているという。また、ある気象報告書は「最近の干ばつ被害は世界の41%の土地に影響を與え、砂漠化を促進させている。この影響で1990年以降、環(huán)境が悪化した土地の面積は15%から25%にまで急拡大している」としている。

また、世界銀行も「発展途上國が排出する溫暖化ガスは世界の排出量の3分の1に過ぎないが、約80%の地域が地球溫暖化の被害を受けている。その中でも特に干ばつの被害が最も深刻である」と指摘している。

こうした狀況に対し、ニャカジャ事務局長は「世界各國が砂漠化防止対策を採らなければ2025年までに地球上の約70%の土地が干上がる」と警告し、「干ばつ被害によって穀物が確保できなければ世界の安全は確保できない。発展途上國では干ばつ被害に対する対抗策が不可欠である」と強調(diào)した。(翻訳?編集/HA)

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