2009年10月6日、在日中國人のブロガー?唐辛子（ハンドルネーム）さんは「日本企業(yè)の驚くべき経費節(jié)約術」というタイトルで、不況にあえぐ日本企業(yè)の経費節(jié)約術を、自身の身近な実例や週刊誌に掲載された例を挙げて紹介した。

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唐辛子さんによると、日本は現(xiàn)在不景気の真っ只中にあり、かつては見られなかったような経費節(jié)約が行われているという。以下は唐辛子さんが挙げた例。

唐辛子さんの先輩がテレビ番組に出演した際、以前ならばお晝には必ず弁當が支給されたが、現(xiàn)在は経費削減のため弁當がカットされ、擔當者の「申し訳ありません。ご苦労様でした」の言葉だけに変更されている。

「世界500強企業(yè)」にランクインするような大企業(yè)でも給料のカットだけでなく、出張の削減を余儀なくされ、これまで現(xiàn)地（海外を含む）で行っていた技術指導なども、電話やメールで対応するケースが増えた。

また、週刊誌に掲載された「節(jié)約術」について、唐辛子さんは「見識を新たにした」と紹介する。以下はその事例。

1．節(jié)電?消燈キャンペーン

節(jié)電と健康維持をお題目に、社員に対しエレベーターでなく、階段の利用を勧める。消燈については、時間厳守で社內全ての電燈を消す會社が存在するだけでなく、消燈する蛍光燈の數(shù)を月ごとに増やし、社員の目を暗さに慣れさせて節(jié)電しているという涙ぐましい例もある。

2．環(huán)境保護キャンペーン

社長が環(huán)境保護と節(jié)電を目的に事務所內のエアコンの利用を制限した結果、暑さで社員が上著を脫いだり、ネクタイをはずしたり、訪問客にはとても見せられないような狀態(tài)になってしまった。そのため、入り口に「見張り」を配置し、訪問客があった場合には通報させ、社員はその都度身なりを整えるという対策を採っている。

3．節(jié)水キャンペーン

社內のトイレのタンク貯水量を「小」にしか対応できないように調節(jié)し、社員には「大」は晝休みに外で用を足すように勧める。また、ある會社では、トイレに「節(jié)水のため『大』の使用はお斷り」と社長直筆の張り紙を張っている。

こうした事例に、唐辛子さんは「日本人は生真面目に規(guī)則を守るので、気軽にトイレにもいけない」と同情し、「日本でサラリーマンを務めるのは本當に大変ね?」とコメントしている。（翻訳?編集/HA）

●唐辛子

「スイートでホット」なキャラクターの在日中國人女性。小學生の子供を持つ母親でもある。自身の目とファインダーを通じて見た日本の姿を畫像と文で記録するブログ「辛子IN日本」を展開している。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。