2009年10月7日、中國人の目線で日本のリアルを伝えるブログ「辛子IN日本」は、「日本の運(yùn)動(dòng)會(huì)とオリンピック精神」というタイトルの記事を掲載した。

【その他の寫真】

毎年10月になると、全國各地の幼稚園や小學(xué)校で運(yùn)動(dòng)會(huì)が開催される。唐辛子（ハンドルネーム）さんは、小學(xué)生の子どもを持つ日本在住の中國人ブロガー。寫真を交えながら、その運(yùn)動(dòng)會(huì)に參加した感想をつづっている。

同ブログによれば、運(yùn)動(dòng)會(huì)の開催1週間前には、學(xué)校側(cè)から保護(hù)者あてにカラフルな運(yùn)動(dòng)會(huì)プログラムが配布されたそうだ。同プログラムには、入場順序や時(shí)間、學(xué)年の詳細(xì)だけでなく、會(huì)場の道順や保護(hù)者席の案內(nèi)なども記載されており、「日本人の細(xì)かさには、感心するばかり」だったという。

日本の運(yùn)動(dòng)會(huì)は、全員參加が基本。個(gè)人競技はなく、すべての競技が団體形式で行われ、それを通じて団結(jié)力や団體精神が示される。足の不自由な児童も、先生の助けを借りて徒競走に參加したようだ。一生懸命に走る姿に、會(huì)場から熱い聲援が送られたという。

より速く、より高く、より強(qiáng)く――。言わずと知れたオリンピックのスローガンだ。同ブログは「人類がさらに上を目指してきた歴史がここにある。しかし、人そのものが重要なのではない。重要なのは、自分たちが何を創(chuàng)り出せるのか、だ」としたうえで、近代オリンピックの提唱者ピエール?ド?クーベルタン男爵の言葉を引用し「誰もが個(gè)人の能力に応じたスポーツを行い、そのなかで得た経験を自分の生活に生かすべき」と主張。

「オリンピックは、參加することに意義がある」の名言で有名な同男爵?！弗攻荸`ツは、人類の不平等を解消することができる」が持論だった?！秆预Qえれば、オリンピック精神の本質(zhì)は、協(xié)同主義?協(xié)同価値にある。オリンピック競技は、こうした価値のうえで、心と體を鍛えることにある。オリンピックが商業(yè)化する現(xiàn)在、日本の運(yùn)動(dòng)會(huì)からは純粋なオリンピック精神を感じることができる」と同ブログはまとめている。（翻訳?編集/SN）

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。