2009年10月11日、新華網(wǎng)によると、ジェームズタウン基金會(huì)のウェブサイトは7日、「オバマの中國(guó)の旅―中産階級(jí)との結(jié)びつきを強(qiáng)める」と題した文章を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

同文章の要旨は以下の通り。

オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は來(lái)月、初めて中國(guó)を訪問(wèn)する。

長(zhǎng)期的な視野に立てば、中國(guó)の発展を決定づける力のうち、中産階級(jí)の臺(tái)頭以上のものはない。中國(guó)は貧困に苦しむ発展途上國(guó)から中産階級(jí)國(guó)家に移行する途上にあることもそれを裏付ける。

米中関係における最大の挑戦は、いかにして両國(guó)の共通の目標(biāo)を思い起こし続けるかだ。臺(tái)灣問(wèn)題、信教の自由の問(wèn)題、貿(mào)易問(wèn)題など相互の利益がぶつかる問(wèn)題も多いが、共通の利益も多い。世界経済の回復(fù)、反テロと核不拡散、地域戦略と世界戦略などだ。これらの課題に対して、日増しに多様性をおび、多元化する中國(guó)の中産階級(jí)が、政策決定の過(guò)程で大きな役割を果たすだろう。

世界は中國(guó)の內(nèi)需が金融危機(jī)からの脫出に貢獻(xiàn)すると見(jiàn)ている。その鍵を握るのもまた、中産階級(jí)にあたる人々だ。しかし同時(shí)に、米國(guó)の中産階級(jí)がそのライフスタイルを享受するために支払う巨大な環(huán)境破壊という代価を、中國(guó)は知らねばならない。その上で、継続して発展させることのできるライフスタイルを確立しなければならない。

中國(guó)社會(huì)の最大の脅威となっているのは貧富の格差だが、中産階級(jí)の形成?成長(zhǎng)と同時(shí)に格差は消失する可能性もある。中産階級(jí)に注目することは、米中関係における共通の利益を模索する両國(guó)にとって、よい方法となるかもしれない。（翻訳?編集/津野尾）