2009年10月12日、米國のニュース専門放送局「MSNBC」は11日、中國のゴミ処理問題について「農(nóng)村部が都市部のゴミ処理場になっている」と報じた。中國のニュースサイト「國際在線」が伝えた。

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急激な経済発展に伴い、ゴミ処理問題は危機(jī)的狀況にある。清華大學(xué)の聶永峰(ニエ?ヨンフォン)教授は「この20年間で中國の古紙、プラスチックおよびその他のゴミは3倍に増え、ゴミ排出量は毎年3億tに達(dá)する」と説明。同教授は「昔はスーパーマーケットもなく、華美な包裝もなかった。短期間で爆発的に増えたゴミをどう処理するか、政府も手をこまねいている狀態(tài)」と指摘する。

河南省鄭州市に近いある農(nóng)村では、都市部から毎日、100臺ものゴミ収集トラックが數(shù)百tのゴミを運(yùn)んでくるという。この5年間、村では果樹に実がならず、異臭を放つ腐亂ゴミのせいで蚊やハエが異常発生し、畑は汚染されて収穫量は激減。大量のゴミはただ山積みにされているだけで何の処理もされていない。有毒ガスのせいで住民たちは呼吸器障害や皮膚疾患に苦しんでいるが、現(xiàn)地政府は動こうとしない。

鄭州市衛(wèi)生部門は「われわれはポリエチレンシートでゴミを覆い、汚染防止に努めている。現(xiàn)地で土壌や水資源、大気の汚染調(diào)査を行ったが、いずれも國家基準(zhǔn)値を満たしており問題ない」と発言。だが現(xiàn)地住民は「シートが覆っているのはゴミのほんの一部分。しかもすぐに破れる」とこれを否定している。（翻訳?編集/本郷）