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13日、中國紙は、村上春樹氏の作品の翻訳者として知られる林少華氏の寄稿を掲載した。林氏は日本のテレビ局の取材を通じ、「マスコミと距離を置く村上氏の気持ちが分かった気がする」と述べている。寫真は中國の書店。
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2009年10月13日、中國紙?羊城晩報は、村上春樹氏の作品の翻訳者として知られる林少華(リン?シャオホア)氏の寄稿を掲載した。林氏は日本のテレビ局の取材を通じ、「マスコミと距離を置く村上氏の気持ちが分かった気がする」と述べている。
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林氏はこれまで「ノルウェイの森」「海辺のカフカ」など、數(shù)多くの村上作品の翻訳を手掛けてきた著名な翻訳者。同氏によれば、日本のテレビ局が村上氏の特集番組を制作するにあたり、取材を申し込んできた。日本語で質(zhì)疑応答するようあらかじめ要望を出してきたが、林氏は「書く方と比べ、會話はやや自信がない」としながらも、最終的にはOKの返事を出した。
頭の中を日本語でいっぱいにし、準備萬端で臨んだ林氏。だが、いざ本番になってみると、司會者は「中國語でどうぞ」と言ってきた?;扭皮祁^の中を中國語に切り替えようとしたが、とっさに言葉が出てこない。しかも、その內(nèi)容は、林氏が想定していた翻訳の苦労話や中國での村上人気に貢獻した林氏の功績などではなく、村上作品が中國の読者に與えた影響や村上人気と中國社會の発展との関連性などについてだった。
がっかりした林氏。だが、これこそが取材を「受ける」ということなのだと、この時初めて思い知る。つまり、相手が聞きたい內(nèi)容に合わせなければならないのだ。林氏は、「なぜ村上氏がマスコミの取材を受けないのか、分かった気がする」と締めくくった。(翻訳?編集/NN)
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