2009年10月15日、広州日?qǐng)?bào)は記事「旅行ビザ審査はスパイ捜査並みの厳しさ、プライバシーが失われると旅行客から不満」を掲載した。

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14日、劉（リウ）さんは米國(guó)、カナダツアーに申し込むため旅行社を訪れた。そこで知ったのはビザ取得に膨大な量の資料が必要だということ。パスポート、身分証、戸籍簿、結(jié)婚証（あるいは離婚証）、寫真といった一般的なものに加え、5萬(wàn)元（約65萬(wàn)円）以上の預(yù)金がある通帳のコピー（半年以內(nèi)のもの）、不動(dòng)産証明書、運(yùn)転免許証、株口座証明書、國(guó)債?株式所有証明書などなど。さらには配偶者の財(cái)産証明や子どもの資料、家族の集合寫真など計(jì)數(shù)十枚もの書類などが必要だとか。

「これだけの資料をそろえれば、わたしの銀行口座から預(yù)金を引き出すことだってできるでしょう。旅行するのにスパイ捜査並みの検査が必要なのでしょうか」と劉さんは驚いている。旅行社は「日本や米國(guó)、歐州のビザ取得にはこうした資料が必要」とコメントしている。

先ごろ公開された「?jìng)€(gè)人情報(bào)収集管理?xiàng)l例（パブリックコメント版）」では、旅行社が給與明細(xì)、配偶者の財(cái)産、子どもに関する資料を収集することを禁じており、旅行社の対応に疑問(wèn)を呈する聲も強(qiáng)い。また「以前、官僚の公費(fèi)出張旅行が問(wèn)題になったが、証拠はいずれも旅行社から流出したものだった」として、プライバシーの流失を恐れる人も多い。（翻訳?編集/KT）