2009年10月14日、中國(guó)の最高學(xué)府といわれる名門?清華大學(xué)を卒業(yè)しながらその後仏門に下り、陝西省の小さな寺院で26人もの孤児を養(yǎng)っている尼僧の姿が紹介された。華商報(bào)の報(bào)道。

【その他の寫真】

智宏(ジーホン)法師はかつて、清華大學(xué)で哲學(xué)を?qū)煿イ工毳ē戛`ト學(xué)生だった。しかし、「哲學(xué)に私の求める答えはない」と感じ、卒業(yè)後の95年に仏門へ下る。その後、中國(guó)の中西部?秦嶺山脈にある仏教の聖地?終南山麓の小さな寺院で仏の道を歩むことを決心した。

今から8年前のある日、智宏法師は寺院の入り口に捨てられている7?8歳の女児にめぐりあう。女児は重い病気を患っており、その後も両親が迎えに來ることはなかった。彼女は女児を引き取り、仏にちなんだ「徳道(ダーダオ)」という名をつけ、仏教系の學(xué)校へ通わせるようになった。

その後、寺院の門前に子供を捨てていくケースがあとを絶たなくなった。これまでに保護(hù)した?jī)雇吓畠?4人、男児2人にのぼる。そのほとんどが病気に苦しんでおり、中には生後數(shù)日の嬰児も含まれていた。さらに、障害を克服するために4?6萬元(約53?80萬円)もの費(fèi)用をかけて手術(shù)を受けた女児もいる。26人のうち21人は仏教系の學(xué)校に通い、質(zhì)素な仏門での生活を好んでいるという。

寺院內(nèi)には小さな自家菜園があり、慎ましいながらも重要な生活源となっている。子供たちの生活費(fèi)や治療費(fèi)の一部としても充てているが、智宏法師の夢(mèng)でもある新寺院建設(shè)の費(fèi)用にまではとても回すことができない狀況だ。しかし、「苦しんでいる子供たちを見たら、見過ごすことなんてできない。それができずして念仏を唱えても、それに何の意味があるかしら？」と、智宏法師は靜かに語った。(翻訳?編集/愛玉)