2009年10月20日、環(huán)球時報によると、タイ英字紙?ネーションは19日、「中國が新たなASEAN戦略を模索」と題した記事を掲載、ASEANとのあいだに領(lǐng)土?領(lǐng)海問題などの問題をかかえるなか、中國は國際的地位の確保と「平和的な臺頭」を?qū)g現(xiàn)するために、大きな舵取りを迫られていると指摘した。

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同記事によると、中國とASEANの関係は、みかけほどには良好とは言えない。中國が91年にはじめてASEAN外相會議に參加して以來、その関係は飛躍的に進展したが、95年、中國がフィリピンも領(lǐng)有権を主張しているミスチーフリーフを占拠した際にASEANが出した中國に対する非難決議以來、緊張関係がつづいた。

その後03年になって、中國は「東南アジア友好協(xié)力條約」に加盟したはじめてのASEANの対話パートナーとなり、東南アジア諸國とのあいだに次々とFTA（自由貿(mào)易協(xié)定）を結(jié)んでいった。対中國貿(mào)易が東南アジア経済を活性化させ、金融危機後は中國の同地域における影響力が増大するなど、中國はASEANにとって非常に重要な役割を果たしている。

また同記事は、「領(lǐng)海?領(lǐng)土問題ではASEANは団結(jié)して中國と対峙するということを、中國は教訓(xùn)として學(xué)んだ」と指摘し、それゆえ中國政府は東南アジアでの影響力を保持するために、「非紛爭國」を強調(diào)する必要があると論じた。

米國が8月、ラオスに対し、ミシシッピ川とメコン川の水資源の利用?管理等における?yún)f(xié)力を提案したことについて、中國は警戒心を強めているが、米?日?印?豪などとの摩擦は避けざるを得ないと同記事は指摘した。（翻訳?編集/津野尾）