2009年10月22日、中國の円明園管理所が先ごろ宣言した「専門家を海外へ派遣し、150年前に円明園から略奪され、流出した文化財(cái)を追跡する」との內(nèi)容に関連し、海外メディアは「大英博物館などは中國の文化財(cái)返還要求を心配している」と報(bào)道した。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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円明園管理所の宣言について、豪紙シドニー?モーニング?ヘラルドは20日、「中國側(cè)は今回の専門家派遣の目的について、『流失した文化財(cái)の目録作成』と説明しているが、英國やフランスは『中國は恐らく文化財(cái)の返還を要求するだろう』と心配している」と報(bào)道。その理由として、今年2月にパリで行われたクリスティーズ主催のオークションに、円明園から流出したとされる清代の動物像が出品された際の中國側(cè)の拒絶反応を挙げた。

フランスのテレビ局は「専門家の派遣は、中國政府が流出した文化財(cái)の管理と所在追跡を今後強(qiáng)化していく方針の表れ」とし、「パリでの動物像のオークション期間中の強(qiáng)烈な反応が、政府から一般國民まで含めた中國側(cè)の態(tài)度を表明している」と報(bào)道した。

また、英紙?タイムズも20日付で「中國の今回の文化財(cái)追跡行動について、大英博物館は『中國はこの機(jī)會に文化財(cái)の返還を迫るだろう』と危懼している」と報(bào)道。

しかし一方で、フランス通信社（AFP）は20日、「英國の博物館は中國の文化財(cái)追跡行動に対し、全く緊張していない」と題した記事を掲載し、大英博物館報(bào)道官による「誰とでも十分な議論を展開することを歓迎する」とのコメントを紹介している。（翻訳?編集/HA）