2009年10月23日、中國公安部によると、國家禁毒委員會はこのほど、09年6月末現(xiàn)在で、中國の薬物中毒者が121萬8328人に上ったと発表した。中國新聞社が伝えた。

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薬物中毒者のデータは、中國の公安機(jī)関が90年代から収集を始め、06年に全國の公安部でデータベース化し、薬物中毒者の行動管理や追跡調(diào)査などを行っている。それによると、09年6月現(xiàn)在で、データベースに登録されている薬物中毒者の人數(shù)は121萬8328人で、男性が85．1％、女性が14．9％の割合となっている。職業(yè)別では無職が最も多く、常用している薬物の種類別ではヘロインなどアヘン系薬物の利用者が94萬5000人で全體の77．6％を占めている。

全體の傾向としては、90年代のピーク時と比べると新たに薬物を始める人數(shù)は大幅に減ってきており、年平均の増加率は30％から5．6％に減少している。ヘロイン常習(xí)者に限ってみると、55．4％が更生施設(shè)などで治療努力に勵んでおり、これまでに約6萬人が3年以上薬物を斷っているという。また、注射器の共用による全國のエイズ伝染率も01年の68．7％から、38．5％にまで下がってきている。

一方で、メタンフェタミン（アイス）やケタミン、MDMA（エクスタシー）など新型ドラッグの利用者が急増し、薬物常用者の21．2％を占めるまでに至っている。公安部が新たに摘発した薬物常習(xí)者のうち、47．8％が新型ドラッグを利用していた。新型ドラッグの常習(xí)者は35歳以下の青年層が中心で、會社員、個人経営者、蕓能関係者などに広がっているという。（翻訳?編集/HA）