2009年10月24日、成都晩報(bào)によると、四川大地震の被災(zāi)地となった四川省成都市の泡桐樹小學(xué)校で23日、東北工業(yè)大學(xué)の田中禮治教授ら「安全」のスペシャリストを講師に、地震を想定した防災(zāi)授業(yè)が行われた。同校を含む被災(zāi)地の4校は、中國建國以來初めての試みとして、日本の安全教育を取り入れた試験校に指定された。

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同授業(yè)に參加したのは、同校の児童50人余りとその保護(hù)者10人余り。12月8日開設(shè)予定の「中日防災(zāi)?減災(zāi)研究センター」の首席主任に就任する田中教授をはじめ、四川大學(xué)（四川省）、遼寧工程技術(shù)大學(xué)（遼寧?。|北工業(yè)大學(xué)（宮城県）の災(zāi)害スペシャリストが、地震のメカニズムや発生時(shí)の対処法などについて、児童らに分かりやすく説明した。

田中教授はまず、「地震が起きた時(shí)、何階が最も安全だと思いますか」と質(zhì)問。多くの児童と保護(hù)者たちは「1階」と答えたが、児童たちは田中教授の指導(dǎo)のもとティッシュ箱を使って2階建て家屋の模型を作り、その「建物」をさまざまな方向から揺らす実験から、1階が最も崩壊しやすいことを知ったという。多くの參加者たちが「家はこんな揺れ方をするの！」「1階がいちばん危険だったなんて！」と驚きの聲を上げた。

四川大地震発生後、何度も被災(zāi)地に足を運(yùn)んだ田中教授は、アンケート調(diào)査から、防災(zāi)教育の普及が徹底されていないと感じたという。「地震では、多くの人が建物の倒壊によって命を落としている。防災(zāi)授業(yè)を通じて、子どもたちに建物がどのように揺れるのか知ってもらいたい」と同紙の取材に答えている。（翻訳?編集/SN）