2009年10月26日、香港の英字紙サウスチャイナ?モーニングポストは「高齢化問題には特別な関心が必要」と題した記事で、中國政府は高齢化対策が不十分だと指摘した。

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中國でも社會の高齢化が急速に進(jìn)んでいる。記事は、労働力の確保や醫(yī)療サービス、年金などの問題は深刻化しており、今後の経済成長に大きな影響を與えることはもはや疑う余地はないと指摘する。記事によれば、中國の65歳以上の人口は毎年約800萬人規(guī)模で増え続けており、2007年には1億400萬人に達(dá)した。2047年にはその數(shù)が3億2000萬にまで増え、5人に1人が65歳以上という高齢化社會に突入する。

記事は、同じように高齢化を迎えている日本や歐米諸國と比べ、中國政府の対策はきわめて不十分だと指摘する。中國では數(shù)千年間続いてきた「子供が親の老後のすべての面倒を見る」という風(fēng)習(xí)に頼っているのが現(xiàn)狀だ。獨(dú)力での生活が困難な高齢者については、2000年頃から上海などの大都市で行政サポートが行われるようになったものの、老人ホームのベッド數(shù)は先進(jìn)國の1000人當(dāng)たり50?70床と比べ、中國は8．6床と格段に少ない。

中國民政部の統(tǒng)計(jì)によると、現(xiàn)在、獨(dú)力で生活できない高齢者は940萬人（都市194萬人、農(nóng)村746萬人）、部分的に補(bǔ)助が必要な高齢者は1894萬人に上る。記事は、高齢化対策の手始めとして中國の「敬老の日」にあたる舊暦9月9日の「重陽節(jié)」を祝日とし、國民の関心を高める必要があると指摘した。（翻訳?編集/NN）