2009年10月27日、日本の華字紙?日本新華僑報(bào)の蔣豊（ジアン?フォン）編集長(zhǎng)は自身のブログに「日本が狙う中國(guó)中産階級(jí)の財(cái)布」という題名の文章を掲載した。以下はその要約。

【その他の寫真】

共産主義の中國(guó)に真の「中産階級(jí)」があるかどうかの議論はさておき、現(xiàn)在の中國(guó)人にとって「中産階級(jí)」とは一種の流行であり、憧れでもあり、大きな目標(biāo)でもある。日本では「中産階級(jí)」という言葉はあまり使われず、「中間所得層」という言葉が一般的に使用される。

今年6月29日付の読売新聞は「世界不況で打撃を受けた日本企業(yè)は中國(guó)やインドなどのアジアの中間層を狙うべき」と主張する社説を掲載した。記事によると、アジア各國(guó)(日本を除く)における世帯年収50?350萬(wàn)円の中間所得層は、90年には1億4000萬(wàn)人だったが、08年には約6倍の8億8000萬(wàn)人にまで増加。新たに増加した層は主に中國(guó)人?インド人であると指摘している。また、今年の日本政府の通商白書でも、従來(lái)の対歐米輸出に依存する構(gòu)造を見直すよう示唆すると同時(shí)に、アジア新興國(guó)の中間所得層向けのビジネスに注目している。これらを受け、「內(nèi)需の減速は彼らの購(gòu)買力で補(bǔ)えるだろう」と記事は記している。

日本政府は今年7月1日に中國(guó)人富裕層のみを?qū)澫螭巳毡兢丐蝹€(gè)人観光ビザを解禁した。國(guó)際観光振興機(jī)構(gòu)(JNTO)の統(tǒng)計(jì)によると、2008年までに日本を訪れた中國(guó)人観光客は100萬(wàn)人を突破。彼ら1人當(dāng)たりの日本での平均消費(fèi)額は30萬(wàn)8000円にものぼる。こうしたことから前原國(guó)交相は今月、中國(guó)人富裕層誘致のため、「?jìng)€(gè)人ビザのさらなる緩和策を考えたい」と発言?！?億総中流」と稱した日本はすでになく、低所得者と高所得者の両極化が進(jìn)む現(xiàn)在の日本がターゲットに狙うのは、購(gòu)買意欲あふれる中國(guó)の「中産階級(jí)」の財(cái)布なのだ。（翻訳?編集/本郷）