2009年10月28日、日本華字紙?日本新華僑報(bào)は記事「中國(guó)経済にとって魅力に欠ける東アジア共同體」を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

鳩山由紀(jì)夫首相は歐州連合(EU)を目標(biāo)としたアジアの貿(mào)易區(qū)建設(shè)を提言している。長(zhǎng)期的な目標(biāo)としては間違いないが、短期的には優(yōu)先的な課題にはならないと同紙は指摘する。中國(guó)は現(xiàn)在、東南アジア諸國(guó)連合(ASEAN)との自由貿(mào)易協(xié)定(FTA)締結(jié)を進(jìn)めているが、資源や中間部品の輸出が多いASEAN諸國(guó)と最終消費(fèi)品の輸出が多い中國(guó)は補(bǔ)完性が高く、FTA締結(jié)のメリットとリスクが釣り合っている。

一方、韓國(guó)や日本は中國(guó)と重複する産業(yè)分野が多く、拙速なFTA締結(jié)は中國(guó)経済にとってはデメリットとなりかねない。中國(guó)電池大手?BYDは主に日本の技術(shù)を?qū)毪筏皮い毪?、生産ラインをそのまま使うのではなく、間に中國(guó)の廉価な労働力を組み入れることで優(yōu)位を作り上げている。もしFTAが締結(jié)されれば完全に機(jī)械化された日本メーカーが優(yōu)位に立つことも考えられる。またベトナムなど中國(guó)よりもさらに労働単価が安い地域に製造業(yè)が移転する可能性もある。

こうした面を考慮すると、東アジア共同體は短期的には中國(guó)経済にとって魅力的な存在には映らないだろう。（翻訳?編集/KT）