<日本人が見た中國>上海オフィス物件選びの鍵=立地環(huán)境の將來性見據(jù)え、エレベーター數(shù)もチェック?

Record China    2009年10月31日(土) 11時43分

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勤務(wù)先のオフィスが移転を検討しているため、最近、地元のオフィス物件事情について知る機(jī)會が多い。上海のオフィス賃料は、決して安くはない。また、物件選びには激変する立地環(huán)境も考慮に入れなければならない。寫真は上海のオフィスビル。

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日本で中小企業(yè)コンサルタントを務(wù)めてきた経験を生かそうと、中國に腕試しにやってきた36歳の私。いきなりの単身赴任を決め込んだが、中國?アジアのマーケット開拓を目指し、長期スパンでこの地に根を下ろそうと決めた。上海へ來て2か月あまり、午前中は中國語を猛勉強(qiáng)。午後は友人の経営するIT會社で業(yè)務(wù)に攜わる毎日である。

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現(xiàn)在勤務(wù)しているオフィスがこのごろ移転を検討しているため、地元のオフィス物件事情について知る機(jī)會が多い。世界中からたくさんの資本と人材が集まる上海のオフィス賃料は、実はけっして安くはないという。市中心部のオフィス賃料単価は、日本円にして坪あたり8000?3萬2000円/月(09年秋時點(diǎn))。東京都心部の相場よりは安いものの、食費(fèi)や交通費(fèi)等の物価格差に比べてその差がとても小さいのだ。さらに翌年の上海萬博に向けて、地下鉄の延伸工事や道路拡張工事が進(jìn)められており、今後もオフィス賃料が上がっていくと思われる。

わが社の上海オフィスは內(nèi)環(huán)狀線に隣接、東京で言う代々木あたりに相當(dāng)する場所にある。広さ200平米のオフィス賃料の坪単価は日本円にして5000円弱であり、非常にリーズナブルだ。こうした安価な物件を探すコツはズバリ自分の足で不動産屋を回ることのようだ。上海では日本のようなネット検索や情報誌よりも、ローカルの不動産屋ネットワークが強(qiáng)い。オフィス賃料は立地場所によってかなり開きがあるため、足を使って根気よく探せばきっとよい物件が見つかるのだ。

さらに、上海では都市が急速に拡張しているため、將來を見據(jù)えたオフィス立地を考えることも重要だ。先にも記述したが、わが社も移転を検討しており、地下鉄2號線の終著駅(淞虹路駅)近辺を候補(bǔ)地にしている。そこは現(xiàn)在のオフィスから車で30分ほど郊外になるが、地下鉄2號線は來年には市の西郊外にある虹橋空港まで延伸し、さらに虹橋空港に新幹線が乗り入れる計畫になっている。そのため、當(dāng)?shù)丐辖煌à我nとなっていく可能性が高いのだ?,F(xiàn)在検討している物件は、新築で設(shè)備も新しい上に、坪単価が日本円で3500円/月程度と破格である。

わが社の総経理から、上海でオフィスを探すときに見落としがちなポイントを聞いた。それは、ビルに設(shè)置されているエレベーターの臺數(shù)なのだそうだ。上海のビルは、その収容人數(shù)に比べてエレベーターの數(shù)が少ないことが多く、毎朝エレベーター前には長蛇の列ができる。これは大変な時間のムダであり、またストレスでもある。例えば、わが社のオフィスは30階建てビルに8基のエレベーターがあり、上海ではとても珍しいと言えそうだ。(30代男性/生産、物流現(xiàn)場カイゼン研究會勤務(wù))

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