2009年10月、新華網(wǎng)コラム部の王甘武（ワン?ガンウー）副主任は中國(guó)の高齢化時(shí)代に関するコラムを発表した。10月31日、香港中國(guó)評(píng)論通訊社が伝えた。以下はその抄訳。

【その他の寫(xiě)真】

今や中國(guó)の60歳以上人口は1億6900萬(wàn)人。年800萬(wàn)人のペースで増加が続いている。先進(jìn)國(guó)でも高齢化は進(jìn)んでいるが、いずれも1人當(dāng)たりGDPが5000?1萬(wàn)ドル（約45?90萬(wàn)円）以上に達(dá)してからのこと。中國(guó)は1人當(dāng)たりGDPが1000ドル（約9萬(wàn)円）を超えたばかりという點(diǎn)が大きく異なる。

高齢化問(wèn)題は深刻だが、全面的な分析を加えずに高齢者の介護(hù)問(wèn)題や労働力不足の問(wèn)題を騒ぎ立てるのはミスリードと言えるだろう。中國(guó)の人口問(wèn)題は（1）過(guò)剰人口による資源不足や環(huán)境問(wèn)題、（2）高齢化問(wèn)題とに分けることができ、成長(zhǎng)にとっての主要な問(wèn)題は前者となる。高齢化は一時(shí)的な問(wèn)題であり、最終的には高齢者人口と若年人口はバランスの取れた比率に落ち著くためだ。

高齢化問(wèn)題を考えるに當(dāng)たり、問(wèn)題となるのが脆弱な社會(huì)保険制度。財(cái)政支出を増やしさまざまな手法で高齢者の問(wèn)題を解決することが重要となる。ただし「一人っ子政策」という國(guó)策は堅(jiān)持しなければならず、もしこの方針をくつがえすようなことがあれば、代価はきわめて大きなものとなるだろう。（翻訳?編集/KT）