2009年11月4日、レコードチャイナ?ライターによる個(gè)人ブログ「全人類の中國(guó)分析2」は、エコカー化が加速する自動(dòng)車産業(yè)の主導(dǎo)的地位を巡って、日本は中國(guó)との競(jìng)爭(zhēng)に苦戦する可能性もある、と予測(cè)した。

【その他の寫真】

以下は同ブログから。

日本ではトヨタのハイブリッド車（HV）?プリウスが5月18日の発売以來(lái)、5か月連続で新車販売臺(tái)數(shù)のトップを走っているという。エコカー減稅（環(huán)境性能に優(yōu)れた自動(dòng)車に対する自動(dòng)車重量稅?自動(dòng)車取得稅の特例措置）の後押しもあって、プリウスは売れに売れている。重量稅と取得稅が免除または軽減される同減稅政策により、軽自動(dòng)車の購(gòu)入を考えている消費(fèi)者も、より「買い得感」のあるハイブリッド車に流れていく傾向があるという。

すでに米國(guó)を抜いて自動(dòng)車販売臺(tái)數(shù)世界一となっている中國(guó)では、ハイブリッド車は売れていない。中國(guó)新聞社の報(bào)道によると、今年1?4月に中國(guó)で売れたプリウスは50臺(tái)のみ。ホンダのシビックハイブリッドは4か月でわずか1臺(tái)しか売れなかったという。

この狀況を見て、「やはり日本は環(huán)境意識(shí)も技術(shù)も最先端を行っている」とニヤりとする日本人も多いかもしれない。

中國(guó)でのプリウスの販売価格は日本円に換算して約350?400萬(wàn)円と日本よりかなり割高だ。シビックハイブリッドも360萬(wàn)円を超えている。これだけのお金があれば、高級(jí)車が買えてしまう。稅制上のハイブリッド車に対する優(yōu)遇政策もなきに等しい。中國(guó)人がハイブリッド車を買わないのは、消費(fèi)者として正常な行動(dòng)だと思う。30年乗ってやっと元が取れるような車に誰(shuí)が投資するだろうか。

日本でハイブリッド車が売れるのは政府による政策によるところが大きい。もちろん國(guó)民の環(huán)境意識(shí)は20年前と比較すれば大いに向上している。しかし、日本人が環(huán)境意識(shí)に優(yōu)れているからプリウスが売れるということにはならない。確かに、CO2排出量25％削減を世界に宣言した民主黨を選挙で選んだことは、結(jié)果的に日本人の環(huán)境意識(shí)の高さを前面に出すことにつながった。これは評(píng)価すべきだろう。

世界各地で行われるモーターショーの流れからも、エコカーの最先端が電気自動(dòng)車（EV）であることは明らかだ。コストをクリアすれば、ハイブリッドやプラグイン?ハイブリッドの存在意味をほとんどなくしてしまう商品になる可能性が高い。來(lái)年には一般消費(fèi)者向けに三菱自動(dòng)車が「i―MiVE（アイミーブ）」を、日産自動(dòng)車も「リーフ」を販売する。やはり日本企業(yè)が先を行っているのだろうか。

しかし、単純にそうは言い切れない。米投資家のウォーレン?バフェット氏が出資した中國(guó)のBYD（比亜迪）自動(dòng)車は、EV分野でのフォルクスワーゲンとの提攜を発表している。BYDはもともと電池メーカーで、現(xiàn)在でもリチウムイオンバッテリーの生産量が世界3位、攜帯電話用リチウムイオン電池の生産は世界1位を誇る。アメリカもドイツも、この中國(guó)の電池メーカーの価値を認(rèn)めているわけだ。

現(xiàn)狀では確かに電池メーカーを含む日本企業(yè)が、世界の一歩先を行っているかもしれない。しかし電気自動(dòng)車は、ガソリンエンジン車のようには、長(zhǎng)年蓄積した技術(shù)力が致命的な品質(zhì)の差を生むことはない。異業(yè)種メーカーの新規(guī)參入がしやすいと言われる所以だ。

やはり、各國(guó)政府の政策と、電池メーカーを巻き込んだ世界の自動(dòng)車産業(yè)のパワーバランスがその命運(yùn)を左右することになるだろう。

中國(guó)と米國(guó)が手を結(jié)べば、市場(chǎng)に覇権を確立し、文字通り「G2」（電気自動(dòng)車2大先進(jìn)國(guó)）になる可能性も否定できない。日本はもっと危機(jī)感をもつべきだ。救いは、CO2排出量25％削減を宣言した鳩山民主黨を日本人が選んだことだ。これが日本の自動(dòng)車産業(yè)を、ハイブリッドからEVへと大きく牽引していくことを願(yuàn)いたい。

ガソリンエンジン車の時(shí)代の終わりは、私たちの想像以上に早くやって來(lái)るだろう?！窫Vは運(yùn)転していてつまらない」と言ってガソリンエンジン車にこだわる消費(fèi)者が存在しつづけるだろうが、「オートマ革命」により99％がオートマチック車になった今、そんな言葉も滑稽に聞こえる。インターネットの普及しかり、デジカメによるフィルムカメラ淘汰しかり、この流れはもう誰(shuí)にも止められない。

■「全人類の中國(guó)分析2」は中國(guó)ニュースを材料に、情報(bào)を正しく解読することの大切さを伝える、あるレコードチャイナ?ライターのブログ。Livedoor Blogに掲載。