武當山の古代建築物群

Record China    2006年5月8日(月) 0時11分

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武當山の古代建築物群(湖北省、1994、世界文化遺産)

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武當山の舊稱は太和山といい、湖北省北部の十堰市に位置する。丹江口ダムに面し、背後には神農架森林區(qū)を控える、400數(shù)キロにわたり連綿と続く雄大な山である。

その他の寫真

山には、72の峰があり、主峰の天柱峰は海抜1612m。その他の峰は主峰に向かって傾いており、摩訶不思議だ。

武當山は古來より、道教の信者がここに仙境を求めたという理想の地で、道教建築が山の至る所にちりばめられており、規(guī)模も広大だ。

後漢の時代に、道教が誕生して以來、歴代帝王は數(shù)回、この山で儀式を行なったことから、名聲が日に日に高まり、明の時代には、「五大名山」よりも上のランクの「大岳」と稱されたことがある。

武當山の名聲が広く天下に知れ渡ったのは、宗教家の張三豊が武當派と嵩山少林派の名聲を等しくしてからである。

武當山の風景は「泰山」の偉大さ、「黃山」の珍しさを兼ね備え、北宋時代の畫家からも“天下一の山”であると譽め稱えられたこともある。

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