後を絶たない児童誘拐事件、一人數(shù)十萬円で売買=最近では“相場”も高騰―中國

Record China    2009年11月7日(土) 13時10分

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6日、中國では児童誘拐?売買事件が後を絶たず、子供1人當(dāng)たり1萬?數(shù)萬元(約13萬5000?數(shù)十萬円)で取引されていることが分かった。寫真は09年10月、貴州省で救出された子供との再會を喜ぶ父親。

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2009年11月6日、中國中央電視臺(CCTV)の報道によると、中國公安部が今年4月以降、全國で解決した児童誘拐?売買事件は1840件、救出した児童は2169人に上っていることが分かった。被害者の多くは出稼ぎ農(nóng)民(農(nóng)民工)の子供で、犯人は子供1人當(dāng)たり1萬?數(shù)萬元(約13萬5000?數(shù)十萬円)で取引していたという。羊城晩報が伝えた。

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子供の行方不明事件が多発している広東省東莞市で被害に遭った両親などの証言によると、狙われるのは生後數(shù)日の乳児から9歳くらいまでで、最も多いのは3?7歳の子供だという。被害者の多くは都市と農(nóng)村部の境目に住む農(nóng)民工の子供たちで、犯人は両親が忙しさで子供に目が屆かない隙や往來する住民の多さ、居住住民の複雑性などを利用して犯行に及んでいる。

被害に遭った両親の多くは「誘拐されたり、行方不明になった子供の數(shù)などは、東莞市のデータとして記録がないだけでなく、同市公安局が公安部に報告したデータにも記録がない」と怒りを表す。現(xiàn)地では「ここ數(shù)年だけで1000件以上の児童行方不明事件が発生している」とのうわさもあるという。

児童誘拐?売買事件について、中國人民公安大學(xué)の王大偉(ワン?ダーウェイ)教授は「十?dāng)?shù)年前には子供1人あたり數(shù)千元(約數(shù)萬円)が売買の相場だったが、ここ數(shù)年で相場が急騰している。最近摘発した雲(yún)南省昆明市の犯罪例では、人身売買の大元が売買人に子供を売る『卸値』が子供1人につき1萬1000元(約14萬8500円)、販売人が末端の買い手に売る『小売値』は1萬8000元(約24萬3000円)だった。経済の発展した地區(qū)では數(shù)萬元になることもある」と語る。

また、児童誘拐?売買事件が減らない原因について、王教授は「子供を買う側(cè)への罰則が軽すぎる」と指摘している。(翻訳?編集/HA)

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