2009年11月、先週來(lái)、千葉、鳥(niǎo)取と女子大生の殺人事件が相次いで報(bào)じられる一方で、鳥(niǎo)取や東京の女性を中心とした不審な連続死がメディアでは伝えられている。そういえば、江蘇省蘇州市では殺人罪に問(wèn)われている日本人被告が無(wú)期懲役の判決を言い渡された。江蘇省初の外國(guó)人による殺人事件だそうだ。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)との比較という訳ではないが、「安全な國(guó)?日本」という一番大事なものが損なわれつつある印象すら受けかねない。

日本の経済などを議論する時(shí)に、よく法人や個(gè)人の稅率とか労働コストが比較されるが、安心して仕事できない場(chǎng)所に良質(zhì)な労働力が定著するわけもない。逆に言えば、良好な生活環(huán)境が提供されれば高い稅金なんかも正當(dāng)化される。

実は日本で一番自慢できる要素が世界的にも貴重な治安の良さではないか。それが丁寧なモノ作りなど日本の良さにもつながる。サッカーなどのプロスポーツも含め歐米人等が、安心して家族と暮らすことができる良さを評(píng)価し日本での勤務(wù)を選択することもままある。

なので、法人稅を引き上げると日本の優(yōu)良企業(yè)が海外に流出するという議論もよく聞くが、そういう負(fù)擔(dān)を嫌がるだけの會(huì)社にはある程度出て行ってもらってもいいような…。スイスや北歐等の高物価、高福祉高負(fù)擔(dān)の國(guó)にも優(yōu)良企業(yè)は殘っている。安全や福祉など、コストの高さと相殺できるような貴重なものがあれば、高付加価値を生み出す能力がある優(yōu)良企業(yè)は殘らざるを得ないだろう。

話を戻すと、先週は、英會(huì)話講師リンゼイ?アン?ホーカーさんを殺した容疑者が整形手術(shù)を受けたうえで2年半にわたって潛伏を続けていることまで伝えられた。まさに日本は殺人事件がらみの話題であふれた。一方で足利事件の菅家さんや癡漢事件など、自白強(qiáng)要によるえん罪の発生がいまも伝えられる。予算や人員カットの聖域となっていたはずの警察や検察は一體何をしているのだろう。

それでも、同じ頃アメリカでは陸軍基地での銃亂射による13人射殺が発生しており、日本は「銃が出てこないだけまだまし」とはいえそうだが…。

レコードチャイナでは最近、「怖い中國(guó)事情」というシリーズ記事を配信している。逆に中國(guó)メディアから「怖い日本事情」と書(shū)かれないように祈りたい。（文章：kinta）