2009年11月5日、米紙ニューヨークタイムズは、中國でのマンション內(nèi)裝工事に関する米國人の手記を掲載した。6日、環(huán)球時報が伝えた。以下はその抄訳。

【その他の寫真】

中國人の夫と結(jié)婚した私は遼寧省大連市でマンションを購入した。次に必要なのは內(nèi)裝工事だ（中國では購入後に內(nèi)裝を行うのが一般的）。これまでの経験からわたしは問題ないと自信を持っていた。

しかし中國の事情はさまざまな點で米國とは違う。まず第一にコネの重要性。歐米であれコネは便利なものだが、中國での重要性ははるかに高い。結(jié)局、義父の意見を聞いてわざわざ遠隔地に住む有力な內(nèi)裝業(yè)者に依頼した。

材料が屆いてからの3週間、8人の內(nèi)裝業(yè)者は1日10時間も猛烈に働いていた。夜も現(xiàn)場の地べたで寢ている。ヒマな時間には賭けトランプで遊んでいた。シンプルな內(nèi)裝を望む私と中國式の豪華な照明にするべきだと主張する業(yè)者との意見の食い違いなどもあったが（寢室の壁にテレビを埋め込んで欲しいと言った時には業(yè)者はびっくりしたようだった）、まずは順調(diào)に內(nèi)裝工事は終わった。

ところがこの物語にはまだおまけがついていた。內(nèi)裝工事が終わってから數(shù)週間後、1通の手紙が屆いた。內(nèi)容は次の通り?！袱铯欷铯欷悉铯幛莆ｊ摛圣蕙榨％ⅳ?。おまえたちが金を持っていることはよく知っている。1萬元（約13萬2000円）を支払え。さまもなければ、誘拐なり嫌がらせなりはたまたより恐ろしいことを覚悟しろ。金を支払えば、以後おまえたちを悩ますことはない。」

手紙にはわたしたちに関する詳細な情報まで書かれていた。これほど詳しいことから見るに、マフィアは內(nèi)裝業(yè)者たちであろうと思われた。どう対応するべきか、家族會議が開かれた。一度譲歩すれば何度もゆすられることになる、金を支払うべきではないというのが私の意見。しかし義父の意見は違った。曰く、「危ない橋を渡る必要はない。中國のマフィアは信用と約束を重んじるのだから」、と。結(jié)局、義父の勧めるとおり金を支払った。1週間後、「丁寧」な感謝狀が屆けられた後、再度ゆすられることはなかった。（翻訳?編集/KT）