2009年11月10日、新華社通信（電子版）によると、中國衛(wèi)生部は9日、新型インフルエンザ予防効果があるとされるマスクが市場(chǎng)に出回っているが、同マスクがうたう「ウイルスの體內(nèi)進(jìn)入を抑制し、ウイルスを死滅させる効果」が特別あるわけではないと発表した。

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同記事によると、數(shù)日前に「天津市で新型インフルエンザ対応マスクの開発に成功」というニュースが流れた後、同マスクをめぐって、混亂が起こっている。一部では國家インフルエンザ予防センターが同製品を検査しその効果がないことが明らかになったと報(bào)じられたが、同センターの舒躍龍（シュー?ユエロン）主任は、そのような検査を行った事実はないとしている。

舒主任は、同センターには特定のウイルスに対する予防の効果を調(diào)べる設(shè)備も資格もないとし、「見方を変えれば、すべてのマスクに新型インフルエンザ感染の予防作用がある」と述べた。同マスクをめぐる混亂を重くみた衛(wèi)生部は、現(xiàn)段階では新型インフルエンザウイルスを防ぐことに特化したマスクは存在しない、と発表した。

専門家によると、新型インフルエンザの感染経路は感染者の咳、くしゃみなどによる飛沫感染なので、通常の醫(yī)療用マスクで十分予防効果が期待でき、通常の社會(huì)活動(dòng)においてはマスクをつける必要は必ずしもないという。特に感染者と接觸する場(chǎng)合や、人が密集する場(chǎng)所に長時(shí)間滯在する場(chǎng)合にマスクをすれば十分だという。（翻訳?編集/津野尾）