2009年11月13日、中國北部を襲っている大雪の影響で、學(xué)校の校舎や食堂が倒壊し死者を出す事故が多発している。こうした狀況に中國教育部はこのほど緊急通知を発し、各地區(qū)の教育行政部門に対し、天候の変化による事故などを防ぎ、安全の徹底を図るよう求めた。中國新聞社が伝えた。

【その他の寫真】

大雪の影響による校舎などの倒壊事故は、これまでに明らかになっているものだけでも、11日夜、河北省邯鄲市にある私立學(xué)校の食堂の屋根が雪の重みに耐え切れず潰れ、女子生徒2人、男子生徒1人の合計(jì)3人が死亡、28人が負(fù)傷した事故、12日朝、河南省開封市開封県の中學(xué)校の簡易食堂が倒壊し、學(xué)生1人が死亡、7人が負(fù)傷した事故、12日午前、同じく開封県の中學(xué)校で簡易食堂が倒れ、學(xué)生10數(shù)人が負(fù)傷した事故など、相次いで発生している。

狀況を重く見た教育部は、各地區(qū)の教育行政部門に対し、區(qū)域內(nèi)の小中學(xué)校、特に農(nóng)村部の寄宿制の學(xué)校および山村地區(qū)の學(xué)校の校舎、食堂、トイレ、壁、學(xué)校周辺の建築物の一斉検査を行って安全の確認(rèn)をするよう通知した。同部では、萬一危険が発見された場合、當(dāng)該施設(shè)の使用を即座に中止するよう求めている。

同部はこれ以外にも、各地區(qū)の教育行政部門に対し、雪や道路の凍結(jié)などの影響下での學(xué)生の登下校の交通安全確保、校內(nèi)や宿舎などでのガス中毒や火災(zāi)の防止、新型インフルエンザに対する注意などもあわせて通知した。（翻訳?編集/HA）