<日本人が見(jiàn)た中國(guó)>市民の足は路線バス、交通機(jī)関の飽和解決はバスから鉄道へのシフトがカギ

Record China    2009年11月16日(月) 18時(shí)2分

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上海市內(nèi)を走る都市軌道交通路線の路線全長(zhǎng)が、今年中に東京の地下鉄を追い抜くという。人口増加によって飽和狀態(tài)を迎えそうな交通機(jī)関の軸は、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で利用率の高いバスから鉄道へといずれシフトせざるをえないだろう。寫(xiě)真は上海でまもなく運(yùn)用開(kāi)始の地下鉄7號(hào)線。

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日本で中小企業(yè)コンサルタントを務(wù)めてきた経験を生かそうと、中國(guó)に腕試しにやってきた36歳の私。いきなりの単身赴任を決め込んだが、中國(guó)?アジアのマーケット開(kāi)拓を目指し、長(zhǎng)期スパンでこの地に根を下ろそうと決めた。上海へ來(lái)て2か月あまり、午前中は中國(guó)語(yǔ)を猛勉強(qiáng)。午後は友人の経営するIT會(huì)社で業(yè)務(wù)に攜わる毎日である。

その他の寫(xiě)真

上海市內(nèi)を走る都市軌道交通路線の全長(zhǎng)が、2009年中に東京の地下鉄を追い抜くとのニュースがあった。2010年に開(kāi)催される世界博に向け、既存路線の延長(zhǎng)工事や新路線の敷設(shè)工事が急ピッチで進(jìn)行中だ。しかしながら生活者の視點(diǎn)でみると、上海は東京ほどに発達(dá)した鉄道都市ではなく、むしろ市民の足となっているのは路線バスだと感じる。例えば、夕方の帰宅時(shí)に突然大雨が降り出し、道路は大渋滯でタクシーはつかまらず、バス乗り場(chǎng)には長(zhǎng)蛇の列ができていても、地下鉄はそれほど混雑していないのが現(xiàn)狀だ。移動(dòng)手段としての鉄道の存在価値はまだ低い。

実際に上海の地下鉄は清潔で安全な乗り物である。7?8分に1本の間隔で運(yùn)行しているが、時(shí)刻表が無(wú)いので、むしろ日本のように遅延でイライラする必要がない。座席はプラスチック製で座り心地は悪く、アミ棚が無(wú)いので手荷物を置くことができない。東京の鉄道の快適性に慣れてしまうと、やや不満を感じる車(chē)內(nèi)設(shè)備である。

一方、路線バスはかなり多くの路線があり、とても利便性が高い。バス路線は番號(hào)で表示され、何番のバスがどのルートを通るかはバス停に表示されている。不慣れな外國(guó)人にとっては地名の解読が困難なので、結(jié)果的にタクシーを選択してしまうこととなることが多いのだが…。しかし、地図?xiàng)仕鳏违郓`ムページ「我要地図」を利用すると、出発地と終著地の入力でその間のバスルートを複數(shù)提示してくれるので便利だ。そのルートはバスの乗換案內(nèi)も含まれているが、都市部の運(yùn)賃は一律2元(約26円)なので、1回や2回の乗り換えはあまり負(fù)擔(dān)にはならないだろう。

上海市は東京都の約2倍の人口があり(編集部注:市內(nèi)に常住しない流動(dòng)人口を含める)、これからも人口流入が続いていくと思われる。道路交通容量は限界が近づいており、やはり公共交通の軸はいずれバスから鉄道へシフトせざるをえないだろう。現(xiàn)在のバス路線は鉄道駅への連絡(luò)がないが、近い將來(lái)はバスと鉄道の連攜がカギになるはずだ。(30代男性/生産、物流現(xiàn)場(chǎng)カイゼン研究會(huì)勤務(wù))

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