2009年11月13日、香港の英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは「胡錦濤は地域外交の良い方法を見つけた」と題した記事で、中國(guó)は日増しに実力と影響力、野心を強(qiáng)め、東南アジアをジレンマに陥らせていると報(bào)じた。15日付で新華網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

記事によれば、東南アジア各國(guó)は中國(guó)との関係を通じ、経済と貿(mào)易の面で得をしようと爭(zhēng)っているが、一方では中國(guó)の意図を警戒している。だが、中國(guó)の胡錦濤（フー?ジンタオ）國(guó)家主席は地域外交の良い方法を見つけたようだ。今後20年で人口の7割が都市在住者となる中國(guó)は今後ますます資源と物資が必要となってくる。それを十分理解している胡主席はマレーシアとシンガポールへの公式訪問で、慎重で賢い外交手腕を見せつけた。

マレーシアと中國(guó)はスプラトリー（中國(guó)名：南沙）諸島周辺に眠っている石油?天然ガス資源をめぐる爭(zhēng)いを続けており、シンガポールと米國(guó)の密接な軍事関係は北京を不快にさせている。だが、胡主席は両國(guó)への訪問の際、これらの件には一切觸れず、協(xié)力と友好の姿勢(shì)を前面に打ち出した。

中國(guó)とマレーシアが交わした一連の合意書には、鉄道などのインフラ整備や銀行、教育などの分野が含まれている。中國(guó)はその見返りとしてパーム油や木材の輸入拡大を求める考えだ。また、シンガポールでも両國(guó)の間に橫たわる亀裂の修復(fù)を図るため、パンダのつがいを貸與することを宣言、関係強(qiáng)化を高らかに唱えた。（翻訳?編集/NN）