2009年11月19日、中國(guó)のブログサイト?博客中國(guó)に「今回は鍾南山の言い間違いであることを願(yuàn)う」と題した記事が掲載された。鍾南山（ジョン?ナンシャン）氏は中國(guó)における呼吸器疾病研究の第一人者。新型インフルエンザによる中國(guó)本土での死者數(shù)について、「隠ぺい」を指摘したばかりだ。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

SARS（重癥急性呼吸器癥候群）が流行した當(dāng)時(shí)、勇敢にも衛(wèi)生當(dāng)局の指導(dǎo)方針に「NO」を叩きつけたのが鐘氏だった。それが正しかったことは歴史が証明している。その鐘氏が先日、新型インフルエンザの死者數(shù)について「全國(guó)から報(bào)告された數(shù)字は全く信じられない」と発言した。各地方の役人が感染の拡大防止が順調(diào)であるように見(jiàn)せかけるため、死者數(shù)を隠ぺいしているというものだ。だが、こうした疑いを抱いているのは、実は鐘氏だけではないだろう。

役人は自らの出世に不利な情報(bào)は公開(kāi)したがらない。SARSの時(shí)もそうだ。最初の頃は死者の報(bào)告は全くなかった。だが、1人目の死者が発表された途端、堰を切ったように各地から報(bào)告が相次いだ。実は誰(shuí)かが1人目の報(bào)告をするまで黙っていたのではないかと勘繰りたくなる。それに、検査費(fèi)用を出し惜しみしているのはないか。地方の役人は自分にメリットがないことには関心がない。感染の疑いのある患者が大勢(shì)見(jiàn)過(guò)ごされているような気がする。

感染の拡大を防ぐには情報(bào)の公開(kāi)が不可欠。新型インフルエンザは人災(zāi)ではないが、役人が保身のために情報(bào)を隠ぺいしていたとしたら、それは立派な人災(zāi)だ。だが、そのようなことはないと思いたい。今回だけは鐘氏の言い間違いであって欲しい。（翻訳?編集/NN）