Record China 2009年11月21日(土) 16時(shí)21分
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19日、オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)のアジア歴訪で、米國(guó)は「中國(guó)重視、日本軽視」路線を歩み出したとの見(jiàn)方が広がった。香港の政治學(xué)者は冷めた分析を展開(kāi)している。寫(xiě)真は上海市のマダム?タッソーろう人形館のオバマ像。
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2009年11月19日、オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)のアジア歴訪で、滯在日數(shù)が日本のわずか1日に対し、中國(guó)は3泊4日だったため、米國(guó)は「中國(guó)重視、日本軽視」路線を歩み出したとの見(jiàn)方が広がった。これに対して香港の政治學(xué)者?林泉忠氏は、「少々短絡(luò)的だ」と冷めた分析を展開(kāi)している。
【その他の寫(xiě)真】
日本でも普天間基地の移設(shè)問(wèn)題に絡(luò)め、滯在日數(shù)にとどまらず日米首脳による會(huì)談の成果にまで疑問(wèn)を呈する報(bào)道があるが、香港からの分析はより冷靜にみえる。
滯在日數(shù)は両國(guó)の距離感を計(jì)る一つの目安だが、その背景にある國(guó)同士の歴史を計(jì)算に入れるのも當(dāng)然のこと。林氏は、米國(guó)がアジア歴訪の最初の國(guó)に日本を選んだのは「日米が単なる友好関係でなく、同盟関係であることを強(qiáng)調(diào)するものだ」と指摘。日本はアジアで最も重要な同盟國(guó)となってから60年余り、民主黨も「米國(guó)との対等な関係」を求めており、「米國(guó)から離れて自立」するとは言っていないとしている。
ちなみに、米中関係については、先にレコードチャイナが紹介した通り、「現(xiàn)在は対等ではない」という回答が中國(guó)のインターネット調(diào)査で80%を超えている。不思議なのは、民主黨政権が普天間基地問(wèn)題や首脳會(huì)談に関して、「対等な関係」の構(gòu)築を強(qiáng)調(diào)すると、あたかも日米はすでに対等だったかのような言説までろうして批判する向きが日本にいたことだ。そもそも安保條約に基づくこれまでの日米関係が本當(dāng)の意味で対等だったと考える日本人はほとんどいないだろうに。
もう一つ、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)が中國(guó)に時(shí)間を割いたのは、「仮想敵國(guó)視」が緩んでいないことを背景として、両國(guó)間に長(zhǎng)期にわたって存在する矛盾を払拭するためであるという林氏の解説も説得力がある。
これに対して日米間では、鳩山首相が普天間基地問(wèn)題に関連して19日朝に語(yǔ)ったところによると、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)に対して「信頼してくれ」と言ったら「信頼する」と返ってきたという。トップ同士が語(yǔ)るべきことは、新たな関係の構(gòu)築であったり、こうしたやり取りができる信頼感の醸成ではなかろうか?;貑?wèn)題は事前の準(zhǔn)備も整っていない狀況下でトップ會(huì)談で直ちに解決する最優(yōu)先の課題ではなく、新政権側(cè)が主張するように、これまでの狀況を検証しながら改めて選択肢を探るのが自然だ。
最後に、米國(guó)は中國(guó)を重視しているように見(jiàn)えるが、実は中國(guó)の獨(dú)走を阻止しようとしているだけだ、とか。米國(guó)の目的は、中國(guó)に対する牽制であって、鳩山首相が掲げる「東アジア共同體」構(gòu)想も同じという林氏の結(jié)論にはやや抵抗が殘る。しかし、日本の一部メディアのように「日米関係がかつてないほど冷え込んでいる」というような自虐的な議論よりずっとましに聴こえる。果たして自虐的な分析をしているのは日中どちらだろう。(編集/NK)
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