2009年11月19日、英紙フィナンシャル?タイムズは「韓國(guó)は米中の狹間で」と題した記事を掲載し、政治、経済、軍事面などこれまで米國(guó)を頼りとして來(lái)た韓國(guó)が、経済面などで中國(guó)との関係を急速に接近させている狀況を紹介した。20日付で環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

記事によると、20年前、韓中間を結(jié)ぶフライトは1週間にわずか1便という狀況だった。しかし、韓國(guó)にとって中國(guó)は重要な貿(mào)易パートナーとなり、現(xiàn)在では韓中間を結(jié)ぶフライトは週642便に増加した。

軍事面で見(jiàn)ると、米中韓3國(guó)の関係は微妙に変化しつつあり、特に北朝鮮の核問(wèn)題では中國(guó)が重要な役割を果たすようになっている。米國(guó)政府は10日、北朝鮮の核問(wèn)題を巡る6カ國(guó)協(xié)議の再開(kāi)に向け、ボズワース特別代表を年內(nèi)に北朝鮮に派遣することを決定。しかし、韓國(guó)政府筋はこの人選について「政策決定能力や影響力に欠けており、適切な人選とは言えない」との意見(jiàn)を持っているという。一方、中國(guó)政府は10月に溫家寶（おん?かほう）首相を北朝鮮に派遣しており、両國(guó)の北朝鮮?核問(wèn)題に対する扱いの違いが鮮明になっている。

経済面でも米韓間の関係は磐石とは言えない。例えば、両國(guó)は07年に自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）を締結(jié)したが、いまだに両國(guó)とも議會(huì)の承認(rèn)を得るには至っていない。一方、韓中間の経済関係はますます緊密化している。

こうした狀況に、韓國(guó)?延世大學(xué)のある政治學(xué)教授は「韓國(guó)は來(lái)年、主要20カ國(guó)?地域（G20）金融サミットの議長(zhǎng)國(guó)となり、米中間および先進(jìn)國(guó)と発展途上國(guó)の間を取り持つ必要があり、非常に難しい役割を演じざるを得ないだろう」とコメントしている。（翻訳?編集/HA）