2009年11月25日、違法賭博や八百長など中國サッカー界の「闇」に今月初旬、ついに公安局の捜査のメスが入った。このほど中國公安部は國営新華社に対し、賭博にまつわる八百長に関係したとされる容疑者について明かした。新華網(wǎng)の報道。

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今月初旬より、國內(nèi)サッカー界のクラブオーナーやコーチ、クラブスタッフ、選手に至るまで広範囲を?qū)澫螭趣筏看笠?guī)模な捜査がはじまった。不正試合や違法賭博などの一掃を期するためである。これまでに黒幕とされる人物が逮捕されるに至っており、今回、公安部は彼らが絡んだとされる06年のある試合結(jié)果操作疑惑について記者に明かした。

疑惑の試合は06年8月19日に行われた中國國內(nèi)2部リーグ?中國甲級聯(lián)賽(中甲)の山西陸虎FCと広州醫(yī)薬FCの試合。山西陸虎FCの総経理(當時)王珀（ワン?ポー/今月10日に拘束)と副総経理の王●（ワン?シン/●＝「金」が3つ）は、広州醫(yī)薬FCの副総経理(當時)楊旭（ヤン?シュー/今月初旬に拘束）らと共謀し、 “八百長”試合をさせたとされている。楊の供述によると、當時の広州醫(yī)薬FCは1部リーグ(中超)入りを目指しており、その実現(xiàn)のために不正試合に応じてしまったという。その際、広州醫(yī)薬側(cè)から山西陸虎側(cè)へは20萬元(約254萬円)の賄賂が渡り、さらに山西陸虎のトップ2人は「あらかじめ結(jié)果の出ている」この試合を利用し、賭博で10數(shù)萬元を稼ぎ出したとされる。3人はかつて、同じクラブに屬していた「舊知の仲」で、さらに仲介人を立てて水面下の交渉に臨んだようだ。捜査は現(xiàn)在も継続されており、「その背後にはさらに大物がいる」との見方もある。

司法界からもサッカー界の腐敗に対して斷固とした態(tài)度をとるべきだとの意見が次々と出ており、中國サッカー界から“闇”を一掃できるか、今後の捜査の行方に注目が集まっている。（翻訳?編集/岡田）