2009年11月27日、中國新聞社によると、青海省ココシリ（可可西里）自然保護(hù)區(qū)管理局は、同保護(hù)區(qū)內(nèi)と周辺地區(qū)でチベットカモシカなどを狙った密猟事件が06年以降1件も起きていないことを明らかにした。

【その他の寫真】

かつてココシリに生息していたチベットカモシカは20萬頭以上にのぼったが、毛皮を狙った密猟により2萬頭以下にまで減少。1997年に保護(hù)區(qū)管理局が設(shè)立され、巡視活動を行うなど密猟対策を強化したことで、現(xiàn)在6萬頭にまで回復(fù)しているという。

その間、武裝した密猟グループとの衝突などが絶えなかったが、多數(shù)の密猟行為の摘発に成功し、この4年間は密猟事件が確認(rèn)されておらず、同局の活動がようやく実を結(jié)ぶところとなった。（翻訳?編集/岡田）