2009年11月30日、中國國営テレビ?中央電視臺(tái)（電子版）によると、中國本土でC型肝炎の感染者が年々増加を続けている。2008年、発病者はついに12萬人に達(dá)し、03年の6倍にまで増加していることがわかった。その死亡率は、中國で認(rèn)められている全疾病中でも5番目と高い。

【その他の寫真】

C型肝炎は自覚癥狀が乏しく、発癥しない場(chǎng)合もあるため、実際の感染者はさらに多い?，F(xiàn)在全世界で1億7000萬人の慢性C型肝炎キャリアがいるとされているが、そのうち3800萬人が中國本土にいる。中國におけるキャリア率は人口の3．2％にものぼる計(jì)算だ。北京大學(xué)の専門家は、5?8割が慢性肝炎の患者だが、肝硬変や肝臓がんに発展する可能性が高いほか、他人に感染させる危険性も高いとし、適切な治療を受ける重要性を指摘している。

しかし、國民のC型肝炎に対する知識(shí)は乏しく、正しい知識(shí)を持っている人の割合は1％程度で、C型肝炎検査を受けた事のある人は5％程度に留まっている。専門家や國家衛(wèi)生局は、1993年以前に輸血を受けた者、血液透析や臓器移植の経験者、內(nèi)視鏡検査の経験者、HIV感染者、母子感染が疑われる児童、他人と注射器や歯ブラシ?剃刀などを共用したことがある者は感染の危険性が高いとし、予防と感染の拡大を防ぐため、こうした人に定期的な検査を受けるように注意を促している。（翻訳?編集/岡田）