2009年12月2日、中國の教育データ調(diào)査會(huì)社?麥可思（MyCOS）がこのほど発表した「2010年大學(xué)卒業(yè)生の動(dòng)向月度追跡調(diào)査」によると、大學(xué)卒業(yè)予定者の平均初任給は上海が3283元（約4萬2000円）で最も高く、全國平均と1010元（約1萬2900円）もの差があることが分かった。東方網(wǎng)が伝えた。

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調(diào)査は、同社が2010年7月卒業(yè)予定の大學(xué)生?専門學(xué)校生など1萬7611人を?qū)澫螭?、インターネット上で行った。それによると、11月25日現(xiàn)在で、大學(xué)卒業(yè)予定者の內(nèi)定率は全國平均で22％だった。地區(qū)別に見ると、上海20％、北京18％、広東省16％と主要地區(qū)が軒並み全國平均より低かった一方で、湖北省、湖南省、四川省、陝西省など中西部ではいずれも內(nèi)定率が25％を超えた。また、職業(yè)?専門學(xué)校卒業(yè)予定者の內(nèi)定率は全國平均が23％、最高は湖北省の30％だった。上海は19％でこちらでも全國平均を下回った。

この結(jié)果について、同社のアナリストは「広東省など沿海部は金融危機(jī)からの回復(fù)が遅れており、企業(yè)の雇用計(jì)畫に大きな影響を與えている。また、これらの地區(qū)ではまだ様子見狀態(tài)の學(xué)生が多いため」と分析している。男女別では、男子大學(xué)生の全國平均內(nèi)定率は24％、女子大學(xué)生は同13％、男子専門學(xué)校生は同25％、女子専門學(xué)校生は同16％となっており、男女間で大きな差がついている。

一方、初任給の額を見ると、上海が突出している。上海の大學(xué)卒業(yè)予定者の平均初任給は3283元で全國で最も高く、2位の北京（2828元＝約3萬6200円）との差が455元（約5800円）、全國平均（2273元＝約2萬9100円）との差は1010元もあることが分かった。男女別初任給では、大學(xué)生で541元（約6900円）、専門學(xué)校生で295元（約3800円）、それぞれ男子が女子よりも高くなっている。また、昨年の全國平均の2141元（約2萬7400円）に比べ、今年は大學(xué)卒業(yè)予定者の初任給は100元（約1280円）以上上昇。職業(yè)?専門學(xué)校卒業(yè)予定者は前年比23．5％増の2130元（約2萬7300円）となった。（翻訳?編集/HA）