2009年12月2日、円相場(chǎng)が一時(shí)1ドル＝84円臺(tái)に突入し、14年ぶりの円高水準(zhǔn)となっているが、中國のネット通販サイトでは早くも日本製品の値上げが始まっている。北京晩報(bào)が伝えた。

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中國のネット通販大手?淘寶網(wǎng)（タオバオワン）では、日本の大手化粧品メーカーのコンシーラーが1本290元（約3730円）から310元（約3990円）、日本製のシャツも1著250元（約3220円）から270元（約3470円）へと値上がりした。日本製品の値上げ率は平均10％前後、中でも化粧品や電化製品、腕時(shí)計(jì)の値上げ率が高いという。ショップ側(cè)の取扱商品も日本製から歐米製へと切り替わっており、これまで商品數(shù)トップを誇っていた日本製が2位に転落、代わって1位となった米國製の約半分にまで落ち込んだ。

旅行業(yè)界にも余波は及んでいる。日本旅行を扱う北京の旅行會(huì)社各社は近々、10％前後の値上げを予定しているという。ディズニーランドの入場(chǎng)券がこれまでの1枚600元（約7700円）から660元（約8490円）になるなど、円高は日本を訪れる中國人観光客にとって大きな逆風(fēng)となっている。

一方、北京市內(nèi)の日系スーパーなどでは、日本からの輸入品を値上げする動(dòng)きは見られていないという。（翻訳?編集/NN）