2009年12月3日、中國環(huán)境保護部は、四川大地震の影響によって発生した化學(xué)品による汚染の評価（速報）を公表した。それによると、化學(xué)品による局地的で短時間の汚染は見られたものの、環(huán)境に対しての明らかな影響は無かったという。4日付で華西都市報が伝えた。

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記事によると、四川大地震で四川省內(nèi)の工業(yè)企業(yè)1萬4207社が被災(zāi)し、直接の経済被害総額は670億元（約8710億円）に上り、76％の化學(xué)工業(yè)企業(yè)が生産停止などの影響を受けた。中國環(huán)境保護部と四川省環(huán)境保護部は地震発生の約1か月半後に當(dāng)たる08年6月26日から、四川省內(nèi)の深刻な被災(zāi)地區(qū)5か所で化學(xué)品による汚染の調(diào)査を開始した。內(nèi)容は「汚染源の調(diào)査」「汚染の速報評価」「汚染リスクの解除」など多岐にわたり、同省內(nèi)に1000か所以上の調(diào)査ポイントが設(shè)けられた。

その結(jié)果、調(diào)査の初期段階で化學(xué)品の汚染源と認定された場所は346か所だったが、最終的に56か所と認定された。専門家によると、汚染源に対しては、「被災(zāi)狀況」「危険のある化學(xué)品の使用および貯蔵狀況」「環(huán)境保護施設(shè)の現(xiàn)狀および殘留汚水の狀況」「廃棄物の処理狀況」などを調(diào)査?評価したという。

これらの調(diào)査の結(jié)果、同部では「全體的に見た場合、四川大地震による化學(xué)品の被害は局部的で、短時間の汚染で収まり、一部特定物質(zhì)による汚染の値が変動したものの、環(huán)境全體への明らかな影響は無かった」と結(jié)論付けている。（翻訳?編集/HA）