2009年12月5日、中國のラジオ「中國之聲」によると、中華予防醫(yī)學(xué)會の王隴徳（ワン?ロンダー）會長はこのほど、08年の調(diào)査資料をもとに、慢性疾病の罹患率を20％として計算すると、08年現(xiàn)在における中國國內(nèi)の慢性病患者數(shù)は2億7000萬人に上ると発表した。過去10年で毎年平均1100萬件ずつ増加しており、慢性病が國民の健康の大きな脅威となっているという。中國広播網(wǎng)が伝えた。

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王會長はさらに、中國では死亡原因の80％が慢性病によるものであるとし、昨年亡くなった825萬人中、643萬人の死因は慢性病だと述べた。また若くして亡くなった494萬人のうち、75％が慢性病による死亡だという。

さらに同調(diào)査によると、がん、高血圧、心臓病、糖尿病、脳卒中の5大疾病の治療費が、08年の都市部における醫(yī)療費総額の36％、農(nóng)村部醫(yī)療費総額の22％を占めたこともわかった。都市部住民では慢性病で入院すると平均年収の半分以上が必要になり、農(nóng)村部住民の場合には、がんで入院すれば平均年収の3倍以上も治療費がかかるという。

同會長は、慢性病の予防には生活習(xí)慣の改善が最も効果的だとし、ハイリスク群に屬する人々への早期治療と、患者に対するデータ管理を行うことが望ましいと述べた。（翻訳?編集/中原）