連れ去られる無(wú)許可犬と悲しむ飼い主（2）―浙江省杭州市

2006年11月3日、浙江（せっこう）省杭州（こうしゅう）市で行われた無(wú)許可犬と野良イヌに対する取り締まりで、許可なく3匹のイヌを飼っていた女性が都市管理機(jī)関によってイヌを手放すよう説得を受けた。3時(shí)間後、警官からも説得された女性は、ついに愛(ài)犬を管理機(jī)関の職員の手にゆだねることになった。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)各地でペットがブームとなり、イヌの輸入頭數(shù)が急増する中、狂犬病による死亡者數(shù)やイヌに襲われる事故もまた急増している?？袢·蠞摲陂gを経て発病すると、100％死亡する恐ろしい病気。深刻な問(wèn)題となっているこれらの被害を防ぐため、中國(guó)でイヌを飼うためには許可が必要だ。都市部では大型犬を飼うことができず、また中?小型犬でも大きさに応じて毎年一定の金額を納入し、予防接種が義務(wù)付けられている。日本では徹底した予防接種によって狂犬病は見(jiàn)られないが、中國(guó)で予防接種を受けているペット犬はまだ少數(shù)派だ。つまり、大抵の人が許可なく飼っていることになる。

無(wú)許可のイヌは連れ去られた後、処分される運(yùn)命にある。狂犬病の撲滅のためにはやむをえないのかもしれないが、ペットを失い嘆く人を見(jiàn)るのは、なんとも悲しい気がするものだ。