2009年12月9日、中國各地で死刑執(zhí)行方法を従來の銃殺から薬物注射に切り替える動きが進んでいる。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

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中國では97年に、雲(yún)南省昆明市が全國に先駆けて薬物注射による死刑執(zhí)行を採用。このほか、長沙、上海、重慶、広州、杭州、武漢、青島など大都市でも薬物注射による死刑が実施されている。また、四川省で08年3月、河南省で09年2月、遼寧省で今月9日から、銃殺が全面的に廃止され、薬物注射に切り替えられた。北京市でも年內の全面切り替えが決まっている。

薬物注射による死刑執(zhí)行は銃殺と比べ、執(zhí)行時の恐怖や苦痛が和らぐほか、遺體の損傷も少ない。執(zhí)行人は専門の訓練を受けた警察職員で、死刑執(zhí)行用の部屋か車両に設けられたベッドに手足を固定された狀態(tài)で執(zhí)行される。

國際人権団體アムネスティ?インターナショナル（本部ロンドン）によると、昨年、世界の死刑執(zhí)行は少なくとも2390人に上ったが、中國ではその7割を占める1700人以上の死刑が執(zhí)行された。（翻訳?編集/NN）