2009年12月9日、中國(guó)のブログサイト?鳳凰博客に「中國(guó)人は本當(dāng)にインド人より良い暮らしをしているのか？」と題した記事が掲載された。筆者は中國(guó)の1人當(dāng)たりGDPはインドの3倍に上るのに、GDPに占める個(gè)人消費(fèi)はインドに遠(yuǎn)く及ばないと指摘している。以下はその概略。

【その他の寫真】

中國(guó)國(guó)家統(tǒng)計(jì)局の統(tǒng)計(jì)によると、08年の中國(guó)のGDP（國(guó)內(nèi)総生産）に占める個(gè)人消費(fèi)の割合は35．3％だった。米國(guó)は同70．1％で、インドは同54．7％。だが、同年の1人當(dāng)たりGDPは中國(guó)が3267ドルで、インドは1024ドル。中國(guó)はインドの約3倍だ。普通に考えれば、中國(guó)の個(gè)人消費(fèi)はインドより高いはず。これに加え、メリルリンチとキャップジェミニが発表した「アジア太平洋地域ウェルス?レポート」によれば、中國(guó)の富裕層人口は米國(guó)、日本、英國(guó)に次ぎ世界第4位だ。それなのに、なぜ中國(guó)人はインド人よりお金を使いたがらないのか？

それは、中國(guó)の不動(dòng)産価格が高過(guò)ぎることと、社會(huì)保障制度が整備されていないことが大きな原因だと思う。マイホームを手に入れようとすれば、生活はかなり切り詰められる。高額な教育費(fèi)と醫(yī)療費(fèi)も家計(jì)を圧迫している。一方、インドは社會(huì)保障制度が充実している。65歳以上の生活困難な高齢者には毎月手當(dāng)が支給され、無(wú)料の食事も提供。公立大學(xué)の學(xué)費(fèi)も低く、家計(jì)が教育費(fèi)に圧迫されることもない。

これではインドが中國(guó)より、個(gè)人消費(fèi)が高いのは當(dāng)然だ。中國(guó)も消費(fèi)者が安心して財(cái)布のひもを緩められるよう、早急に物価の安定と社會(huì)保障制度の整備を?qū)g現(xiàn)させるべきだ。（翻訳?編集/NN）

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。