遺伝子組み換えイネひそかに認可!國內(nèi)の「情報統(tǒng)制」、安全性で専門家が批判―中國

Record China    2009年12月19日(土) 10時43分

拡大

12月、南方農(nóng)業(yè)報は中國科學(xué)院植物研究所の蔣高明首席研究員の署名記事を掲載した。蔣研究員は中國農(nóng)業(yè)部による遺伝子組み換えイネの安全認定を厳しく批判している。寫真は今年6月、長年品種改良に取り組みイネ博士と呼ばれる楊玉梁氏。

(1 / 4 枚)

2009年12月、南方農(nóng)業(yè)報は中國科學(xué)院植物研究所の蔣高明(ジャン?ガオミン)首席研究員の署名記事を掲載した。蔣研究員は中國農(nóng)業(yè)部による遺伝子組み換えイネの安全認定を厳しく批判している。16日、南方網(wǎng)が伝えた。

その他の寫真

先ごろ、中國農(nóng)業(yè)部は害蟲に強い遺伝子組み換えイネに対し安全証書を発行した。このニュースは遺伝子組み換えイネの商業(yè)化において、中國が世界の最前線に躍り出たことを意味する、ある意味で「喜ばしいニュース」である。しかし、その一方で不安が殘ることも事実だ。

安全認定のニュースは11月27日、ロイター電によって明らかになった。數(shù)億人の食にかかわるこの重大なニュースを、中國中央電視臺(CCTV)や人民日報など中國の大手メディアは全く取り上げていないことに問題を感じる。

なぜ遺伝子組み換えイネ商業(yè)化のニュースはこれほど不透明なのか。人々が不安になりパニックになることを恐れたのではないのか。遺伝子組み換え作物の安全性はまだ完全に保証されているわけではない。安全認定を下した専門家のリストを公表し、市民の疑問に答えるのが科學(xué)的な態(tài)度であろう。

また害蟲に強い遺伝子組み換えイネによって農(nóng)薬使用量を削減できるという結(jié)論もまだ時期尚早だ。中國では2001年より害蟲に強い遺伝子組み換え綿花の栽培が始まった。當初、オオタバコガの蟲害が大きく減少したと絶賛されたが、その後、別種の害蟲の大量発生が続き農(nóng)薬使用量は逆に増加するなど、かつての「神話」は完全に崩壊した。また、遺伝子組み換え大豆の大規(guī)模な導(dǎo)入が進んだアルゼンチンでも、バイオ企業(yè)の売り込み文句とは裏腹に農(nóng)薬使用量は減少していない。さらに、中國で開発された遺伝子組み換えイネではあるが、外國企業(yè)の特許を使用しており、商業(yè)化後には高額なパテント料を請求される可能性も殘っている。

不確定要素がこれほど多い中で、なぜ遺伝子組み換え作物の肯定的な面ばかりが語られるのか。研究者や企業(yè)の「利益」がその原動力となっているからだ。國家農(nóng)業(yè)遺伝子組み換え作物安全委員會の3分の2は遺伝子組み換え作物を研究する研究者によって占められている。そのほとんどが特許を保有していたり、バイオ企業(yè)を経営するなどの利害関係者。環(huán)境保護や食品安全関係の専門家はほとんどいない。

そもそも長期的に考えれば、生態(tài)環(huán)境のバランスを取りながら、害蟲を減らし生産量を増やすことしかないのではないだろうか。(翻訳?編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜