2009年12月17日、新華網(wǎng)によると、ロシア週刊誌「プロフィール」は14日、「日本経済」と題する論説を掲載、日本経済における対中國依存の色が濃くなっていると論じた。

【その他の寫真】

同論説は日本の今年第3四半期のGDP成長率が1．2％を記録、これは最近20年でもまれに見る指標(biāo)だと指摘、しかし年末には少なくとも5．4％の下降は避けられず、通年では03年の水準(zhǔn)に落ち著くだろうとの見通しを示した。

同論説はまた、現(xiàn)在、日本における投資総額は米國を30％ほど上回っているが、労働生産性が米國より20％も低く、國內(nèi)生産収益率（ROI）の下降は、日本企業(yè)の國外移転、特に巨大な國內(nèi)市場を誇る中國への移転に拍車をかけていると指摘する。すでに1萬近い日本の企業(yè)が中國に會(huì)社を設(shè)立、生産ラインをすべて中國に移し、日本には経営部門と財(cái)務(wù)しか殘さないという例も少なくない。

中國の対日輸出の60％が日系企業(yè)からの輸出だという現(xiàn)実は、こうした背景から理解するべきだが、日本は中國経済への依存度を強(qiáng)めているということには変わりはない。2008年の日中貿(mào)易は米中?日米貿(mào)易を抜いて2000億ドルを突破、しかも中國の対日輸出は対米を500億ドルも上回る。

中國企業(yè)による日本企業(yè)の買収も、結(jié)果的に日本の中國への依存を強(qiáng)めることにつながっているという。（翻訳?編集/津野尾）