2009年12月18日、中國の都市部で注目を集めている「ニート現(xiàn)象」が、農(nóng)村部へも広がりつつあるという。農(nóng)民日報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

記事は、都市部のニートと違って農(nóng)村地區(qū)のニートには次のような特徴があると指摘する。1）十分な労働能力を持っているにもかかわらず、農(nóng)作業(yè)や家事をしない。2）一般に教育程度が低く、義務(wù)教育すら終えていない者もいる。3）実社會に入った後、ぶらぶらして何もしていない。4）就職しなくても普通に生活できるような、農(nóng)村地區(qū)でも比較的裕福な家庭の子供に多い。

また、農(nóng)村地區(qū)でニートが増加している原因として、1）就職戦線が厳しく、就職率が低くなっており、多くの農(nóng)村青年が親元で待機(jī)する狀態(tài)が続いている。2）企業(yè)側(cè)の人材に対する技能ニーズの高まりにつれ、職業(yè)訓(xùn)練を受ける必要に迫られており、十分な技能を習(xí)得するまでは待機(jī)せざるを得ない。3）元々総合的に低い資質(zhì)が就職のネックになっていることに加え、自身も改善しようという意欲に欠けるため、結(jié)果的に親に甘えて日々何もせずに過ごしてしまう、などを指摘している。

記事は、農(nóng)村地區(qū)のニートを減らすための対策として、「ニート自身がまず自覚し、獨(dú)立心を持つことが最重要」とした上で、地方政府に対し、雇用機(jī)會の創(chuàng)出および職業(yè)訓(xùn)練を受ける機(jī)會の増加などを図るとともに、農(nóng)村青年に対する就職スケジュールの立案指導(dǎo)や面接指導(dǎo)など関連のサービスの提供を求めている。また同時に、両親に対しては、「心を鬼にして早く2度目の乳離れをさせる必要がある」と説き、「子供を社會へ導(dǎo)き、できるだけ早く一人前にするべき」と主張している。（翻訳?編集/HA）