2009年12月17日、韓國メディア?デジタルタイムズは記事「米國に取って代わるのは中國ではなく、アジア」を掲載した。18日、環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

サブプライムローン問題以來、世界の覇権を握っていた米國の力は衰えを見せつつある。今、ポスト米國時(shí)代の盟主をめぐり、中國、日本、ロシア、EUなどが激しい覇権爭いを演じている。

その先頭に立っていると目されているのが中國。たしかに中國の地位と力量は以前と比べ、はるかに強(qiáng)大なものとなったことは疑いはない。しかし複雑に利害がからみあう國際情勢をかんがみるに、もはや一國が覇権を握る伝統(tǒng)的なモデルよりも特定地域の國家連合が世界をリードするモデルに現(xiàn)実味があるだろう。ゆえに米國に取って代わる最有力候補(bǔ)は中國ではなく、日中韓を軸としたアジアである。

米國も中國との協(xié)力を推し進(jìn)めつつも、同時(shí)に牽制も怠らない。例えば中國最大のライバルであるインドを積極的に支援している。米國にとってインドは中國を超える消費(fèi)市場であると同時(shí)に、隣國として中國を牽制しうる戦略的緩衝地帯である。國際的なパワーバランスの重心がアジアへと向かうなら、米國は中國単獨(dú)と手を結(jié)ぶのではなく、日中韓の連合を選ぶことになるだろう。（翻訳?編集/KT）