2009年12月21日、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院が発表した「2010年社會(huì)青書(shū)」によると、中國(guó)では2010年末の國(guó)民1人當(dāng)たりのGDPが4000ドルに達(dá)し、大衆(zhòng)消費(fèi)の新たな成長(zhǎng)段階に入ると予測(cè)していることがわかった。中國(guó)網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

青書(shū)の編集長(zhǎng)で、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院社會(huì)學(xué)研究所の所長(zhǎng)である李培林（リー?ペイリン）氏によると、中國(guó)は2010年には「GDPに占める農(nóng)業(yè)生産高の割合が10％以下」「全就業(yè)者に占める農(nóng)業(yè)従事者が38％以下」「都市に常住する人口が約48％」となり、先進(jìn)國(guó)が過(guò)去に急速に発展した段階の數(shù)値に近づき、工業(yè)化と都市化の中期加速の成長(zhǎng)段階に入るという。

また、青書(shū)は、都市部と農(nóng)村地區(qū)に分かれ、極端な貧富の差が問(wèn)題になっている中國(guó)社會(huì)の二元構(gòu)造について、「2010年には二元構(gòu)造解消への新たな段階へ入らなければならない」と指摘。李所長(zhǎng)は、発展した工業(yè)と伝統(tǒng)的な農(nóng)業(yè)の障壁を取り除くだけでなく、就職、教育、醫(yī)療、社會(huì)保障など、都市と農(nóng)村間にある社會(huì)體制問(wèn)題の解消が重要であると主張する。

さらに、青書(shū)は、2010年には中國(guó)國(guó)民の生活は大衆(zhòng)消費(fèi)の新たな成長(zhǎng)段階へ入るとしている。その原動(dòng)力となる中國(guó)の國(guó)民1人當(dāng)たりのGDP は、2000年に800ドル余りだったものが、03年に1000ドルを、06年には2000ドルを超えた。08年には3000ドルを突破しており、青書(shū)は「2010年末には4000ドル近くに達(dá)する」と予測(cè)している。1人當(dāng)たりGDP急増の原因として、青書(shū)は、1）中國(guó)経済の高度成長(zhǎng)、2）データ算出の基となる総人口のうちの毎年の新増加人口の減少、3）ドルに対する人民元の価値の増加ーなどを挙げている。（翻訳?編集/HA）